手術デザイン
■エラ削り（回し切りによる下顎角形成+外板削り）
■頬と顎下の脂肪吸引
青いラインで骨を切り、水色部分の骨を取り除きます。このように、顎先（オトガイ）に向かって長く滑らかにエラを切ることを【回し切りによる下顎角形成】と呼びます。
また、黄色部分の骨（外板）を削り、最大半分まで薄くします。この作業を【外板削り】と呼びます。
頬（黄緑色部分）と顎下（桃色部分）の脂肪を吸引しました。
CT検査を行うと、骨格だけでなく、軟部組織（脂肪や筋肉）の量も分かります。
こちらの症例では、CT検査でエラの骨の張りと、軟部組織（脂肪と筋肉）のボリュームが多いことが確認されました。
そのため、手術前の準備として、咬筋（エラ）とオトガイ筋（顎）にボツリヌストキシン注射を推奨しました。
咬筋やオトガイ筋がしっかりしている場合、術前にボツリヌストキシン注射を行うと、術後に皮膚の良好なフィッティングが得られます。
また、CT検査と3D骨格模型の骨格データをもとに、ご自身の顔写真で【ビフォーアフターの予想画像（シミュレーション）】を作成しました↓
画像の上段から、Before→After（エラ削り）→After（Vライン形成）のシミュレーションです。
Vライン形成は、エラとオトガイを含む下顎骨全体を整える手術です。
ご来院当初から、お客様は「エラをすっきりさせたい」と希望され、エラ削りをご希望でした。
シミュレーション画像をもとに話し合い、執刀医としてVライン形成を提案しましたが、お客様は当初の希望通りエラ削りを選択されました。
骨の形や、手術で求める変化は一人ひとり異なりますので、CT検査やシミュレーション画像を参考に、最適な選択をサポートします。
ビフォーアフター症例写真
症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
術前→術後3ヶ月目（正面）
術前→術後3ヶ月目（斜め）
腫れの経過（術後3ヶ月間）
エラ削り手術後の腫れの経過は、次項「骨削り手術｜術後の経過・リスク」で解説します。
骨削り手術｜術後の経過・リスク
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れ
骨削り手術後、しばらくは手術部位を中心に腫れが目立ちます。
腫れのピークは術後3日程度で、2〜3日は浮腫みを伴い腫れが増すことが多いです。
ピークを過ぎると、腫れは日ごとに落ち着きます。
術後1週間でマスクをすれば隠せる程度に改善しますが、マスクなしではまだ目立ちます。
術後2週間で60%、1ヶ月で70%程度回復し、マスクなしでも腫れはほぼ目立たなくなります。
その後、2〜3ヶ月かけて皮膚が小さくなった骨格にフィットしていきます。
ただし、フィット力には個人差があり、うまくフィットしない場合、たるみが残る可能性があります。
たるみが残った場合は、リフトアップ、脂肪吸引、脂肪溶解注射などで治療します。
術後の痛み
痛みの程度は腫れとほぼ比例し、最初の3日間はやや辛いでしょう。（鎮痛剤を処方しますので、それで対応してください。）
3日間のピークを過ぎると、痛みは日ごとに軽減します。
術後1〜2週間で、痛みはほとんど気にならないレベルに落ち着きます。
感覚低下
Vライン形成術後、下顎から唇にかけて一時的に感覚が低下します。
感覚は術後日数が経つにつれ徐々に回復し、平均3ヶ月〜半年で気にならないレベルになります。
ただし、0.1〜1%の可能性で症状が残存する場合もあります。
手術を決める際は、そのようなリスクも考慮してください。
感染・血腫・縫合不全
手術部位の感染や血腫が約1%で発生する可能性があります。
感染は手術部位に細菌が入り化膿すること、血腫は血液が大量に溜まることです。感染や血腫が起きると、縫合不全により傷が開く場合があります。
感染・血腫・縫合不全の治療として、お薬以外に、傷の洗浄や膿・滲出液の排出処置が必要な場合もあります。
感染・血腫・縫合不全が起きると、通常約2週間のダウンタイムが延長したり、通院日数が増えたりします。
睡眠不足や栄養不足は感染・血腫のリスクを高めるため、術前術後は十分な休養を心がけましょう。
顔面神経麻痺
まれに（0.1%程度）、術後に顔面神経麻痺が起こる可能性があります。
顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなり、表情に左右差が生じる状態です。
発生した場合、ビタミンB12製剤の内服と顔のリハビリで治療します。
回復には平均3ヶ月〜半年かかります。
手術＋麻酔＋検査の総額
今回の症例写真と同じ内容の場合、手術・全身麻酔・術前検査の費用は下記の通りです。（2025年2月現在）
■エラ削り（回し切りによる下顎角形成+外板削り）
■頬と顎下の脂肪吸引
■CT検査
■3D骨格模型（下顎骨）
■血液検査
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂けるお客様のことです。モニターでお受け頂けるか否かは、カウンセリング時に現在の状態を拝見してから判断させて頂きます。
| 通常価格 | 黒目隠し モニター | 全顔 モニター | |
|---|---|---|---|
| 【エラ手術】 ▪︎下顎角形成 ▪︎外板削り | 1,398,000円 | 1,198,000円 | 1,098,000円 |
| 同時に脂肪吸引 （頬+あご下） | 348,000円 | 278,400円 | |
| 全身麻酔 | 250,000円 | ||
| 合計（税別） | 1,996,000円 | 1,726,400円 | 1,626,400円 |
| 合計（税込） | 2,195,600円 | 1,899,040円 | 1,789,040円 |
| 検査代金 | |
|---|---|
| CT検査 | 25,000円 (27,500円) |
| 3D骨格模型 （下顎骨） | 35,000円 (38,500円) |
| 血液検査 | 15,000円 (16,500円) |
*当院は自由診療クリニックですので、健康保険証はご利用になれません。
ご予約はこちらから
【プライバシーポリシー】ご入力いただいた個人情報は、当院の診療目的以外に利用されることはございません。また、第三者と共有することは一切ございませんので、どうぞご安心ください。
現在、お電話でのご予約は承っておりません。LINEもしくはメール（ご予約フォーム）でのご連絡をお願いします。
LINEからのご予約
当日や直近のご連絡も、LINEで迅速に対応いたします↓
LINEアプリの「トーク」上方にある検索 🔍ウインドウに「@ginzaface」 を入力すると、銀座フェイスクリニックの公式アカウントが表示されます。右端の吹き出し💬ボタンを押して、メッセージを送って下さい。
✴︎スマホのお客様はこちらをクリック→ https://lin.ee/yPAYbWKw
