頬骨の突出がお悩みの場合は、頬骨削り手術が解決方法になります。
頬骨削り手術を検討する場合、まず手術について正しく知ることが第一歩になります。
本ページでは、症例写真もご覧に入れながら、頬骨削りの手術方法(術式)・リスク・料金などについて詳しくご説明します。
頬骨削りの適応|どのようなお客様に向いているか
頬骨削りの適応|正面
正面から見た時に、頬骨が側方へ出っ張っていて、そのために頬っぺた(頬骨の下方)やコメカミ(頬骨の上方)がこけたり、凹んたりして見える場合は、頬骨削り手術の良い適応です。
頬骨を削ることによって、頬骨部とほっぺた/コメカミとの高低差が減少して、女性的で滑らかなフェイスラインになります。
頬骨削りの適応|斜め
斜めから見たときに頬骨部分が張り出していて、男性的なごつごつとしたフェイスラインがお悩みの場合も、頬骨削りの良い適応となります。
頬骨削り手術によって、頬骨体部〜頬骨弓部分の突出が軽減すると、斜めから見たときのフェイスラインも滑らかになります。
頬骨削りをしてはいけないケース
逆に、頬っぺたがぽっちゃりしていて、いわゆる「丸顔」や「下膨れ」になっている場合には、頬骨削り手術は行うべきではありません。
なぜならば、頬骨削り手術によって頬骨がひと回り小さくなることによって、かえって頬っぺたのボリューム感が強調されてしまうからです。
それでもどうしてもという場合には、脂肪吸引やバッカルファット除去を併用しながら頬骨削り手術を実施することになりますが、慎重に検討するべきでしょう。
頬骨削りに向いているかどうか、ご自分での判断は難しいので、お気軽に当院の無料カウンセリングヘお越しください。
頬骨削りの術式|当院の方法
銀座フェイスクリニックの頬骨削りでは、アーチインフラクチャーとシェービングを同時におこなって、前頬骨〜斜め頬骨(45度頬骨)〜横頬骨(90度頬骨)まで、頬骨を全体的に変化させます。
アプローチルート①|上歯茎
左右の上歯茎を、それぞれ3〜4cmほど切開します。
術後に大きくお口を開けても、外から見えない位置をカットします。
自然に溶ける糸で縫いますので、抜糸をしなくてもやがて糸はなくなります。
ただし、溶けるまで待っていると、食べカスが絡んだりして傷の治りが遅れることがあるので、術後1週目で抜糸します。
アプローチルート②|もみあげの中
上歯茎だけでなく、頬骨削りを行う場合には側方からのアプローチルートが必要です。
銀座フェイスクリニックでは、もみあげの中を3mmほど切開します。(シェーマには5mmと書いてありますが、最近は3mmほどの切開にしています。)
小さなお傷ですので、術後は目立ちません。
アーチ・インフラクチャーおよび頬骨体部削り
上歯茎からアプローチして、骨格模型写真上に青線で示した通り、頬骨の前方をカットします。
頬骨を移動するスペースを確保するために、薄く水色に塗っている部分の骨は取り除きます。
また、もみあげからアプローチして、赤線で示した通り、頬骨(頬骨弓)の後方をカットします。
青線と赤線に囲まれた部分の頬骨を、体の中心方向に向かって動かします。
カットした頬骨弓を適切な位置に移動させたら、チタン製のプレートで前方を固定します。
このような操作を【アーチ・インフラクチャー】もしくは【頬骨弓内方転位】と言います。
写真ではストレートタイプ2枚で固定していますが、実際にはL字型1枚で固定することが多いです。(お客様ひとりひとり骨の厚みやアライメントが異なるので使い分けています。)
後方はチタンプレートを用いず、骨と骨とをひっかけるようにして固定いたします。(インターロック)
さらに、前頬骨〜斜め頬骨(45度頬骨)を電動ヤスリで削り込んで(ボディ削り)、頬骨を全体的にボリュームダウンします。
頬骨削りの症例写真
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り|術後3ヶ月
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り|術後3ヶ月
*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り|術後5ヶ月
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り|術後3ヶ月半
Before(術前)
Before(術前) | After(3ヶ月半後) |
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*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り|アーチ・インフラクチャー&ボディ削り|術後2ヶ月半
Before(術前) | After(2ヶ月半後) |
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*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り+Vライン形成|術後3ヶ月
Before(術前) | After(3ヶ月後) |
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*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り+エラ削り|術後3ヶ月
Before(術前) | After(3ヶ月後) |
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*上記症例の詳細はこちら。
頬骨削り手術|リスクと副作用
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れの経過
術後の腫れのピークは2〜3日間
頬骨削り手術の腫れは、術後2〜3日間がピークです。
術直後よりも2〜3日目の方が、浮腫みが加わって腫れがやや増えるケースがほとんどです。
ピークを過ぎると、日数が経つにつれて、日ごとに腫れは軽快していきます。
術後の腫れは2週~1ヶ月間で落ち着きます。
マスクを外しても腫れが目立たないレベルに落ち着くまでには、術後2週〜1ヶ月間ほど要します。
頬骨削り手術を受けるためには、マスク装着がOKな職場なら約1週間、マスク装着不可の場合は約2週間以上のお休みを確保しましょう。
完成するのは3ヶ月後
頬骨削り手術で骨が小さくなれば、そのぶん皮膚が余ります。
余った皮膚は、術後3ヶ月〜半年ほどかけて、小さくなった骨格めがけて少しずつフィットしていきます。
術後1ヶ月目でのフィット具合は概ね70%程度で、まだまだ浮腫みやぽっちゃり感が気になる時期です。
術後3ヶ月〜半年間ほどかけて、少しずつ皮膚がフィットして引き締まっていきます。
皮膚のたるみが残ることも
ただし、全てのお客様で良好なフィットが得られるかというと、皮膚のフィット力には個人差がありますので、うまく皮膚が引き締まらず、たるみやポッチャリ感などといった形で皮膚のたるみが残存することも有り得ます。
その場合は、症状に応じて追加の施術を検討していきます(別料金)。
なお、頬骨削り手術と同時に、頬や顎下の脂肪吸引やバッカルファット除去などを行うことにより、皮膚のたるみを予防することができます。
その他のリスク・副作用
感染
頬骨削りに限ったことではありませんが、全ての外科的手術では感染のリスクがあり、頬骨削りも例外ではありません。
感染率は 0.1〜1% 程度です。
感染が発生した場合、多くは抗生物質の内服もしくは点滴で落ち着きますが、ごく稀にお傷を開けて洗浄したり、さらに稀にはなりますがチタンプレートの抜去が必要となることも可能性としては有り得ます。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などの既往がある場合は、上顎洞内に膿が貯留していることがあり、感染率が通常よりも高くなります。
膿の貯留の有無は術前の CT 検査でチェックできます。
血腫
こちらも頬骨削りに限ったものではなく、全ての外科的手術で発生する可能性があるものです。
術中に丁寧な止血を心がけることにより発生頻度を下げることが出来ますが、一度は止まったようにみえた出血が、術後の血圧上昇などにより再度滲み出してくるケースもありますので、どうしてもゼロにすることはできません(0.1〜1%程度)。
血腫が発生した場合は、少量であれば自然吸収を待ちますが、量が多い場合は局所麻酔をかけて皮膚側から穿刺(針で液状化した血腫を吸い出す)したり、お傷を少し開いて血腫を取り除いたりするケースもあります。
感覚低下・痺れ
手術中にはリトラクターという器具をお口の中に入れて、組織を強く引きながら安全を保ちますので、その影響でしばらく眼窩下神経の支配領域(中顔面)に感覚低下や痺れが発生するケースがあります。
しばらく正座をしていると足が痺れるのと、発生のメカニズムとしては似ているかもしれません。
感覚低下は、術後3ヶ月〜半年ほどかけて、少しずつ改善していきます。
症状が強い場合には、ビタミンB12製剤の内服により回復のスピードが早くなると言われていますので、術後の診察時にお渡しいたします。
顔面神経麻痺
上記の感覚麻痺と比べると頻度は少ないのですが、もみあげの前縁近くを眉毛とまぶたを動かす顔面神経側頭枝が走っているため、側方の頬骨弓をカットをする際に力が加わって、しばらく眉毛の動きの左右差(麻痺した側の眉毛が上に上がらない)やおでこのシワの左右差が出ることがあります(1%程度)。
症状が長引く場合には、ビタミンB12製剤やATP製剤の内服により回復のスピードが早くなると言われていますので、術後の診察時にお渡しいたします。
奥田院長コメント
頬骨削りの症例写真をご覧いただきながら、手術の適応(どのようなお客様に向いているか)・方法・リスクなどについて説明させて頂きました。
頬骨の突出にお悩みになっていて、骨格レベルでの改善をご希望されるお客様は、ぜひ銀座フェイスクリニックにご相談ください。
私たちは、小顔・輪郭の美容整形に特化しているクリニックです。
手術について、まずは正しい知識を身につけることが出来るように、あなたのお手伝いをさせて頂きます。
頬骨削り手術|価格・料金
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂けるお客様のことです。モニターでお受け頂けるか否かは、カウンセリング時に現在の状態を拝見してから判断させて頂きます。
手術にかかる総額は、下記①手術費用+②麻酔費用+③検査費用の合計金額です。(まず検査だけお受けになって、結果を見てから手術を受けるか否か決めることも可能です。)
①手術費用
通常価格 | 1,398,000円 (税込1,537,800円) |
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黒目隠しモニター (要審査) | 1,198,000円 (税込1,317,800円) |
全顔モニター (要審査) | 998,000円 (税込1,097,800円) |
②麻酔費用
全身麻酔 | 200,000円 (税込220,000円) |
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③検査費用
CT検査 | 25,000円 (税込27,500円) |
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3D骨格模型 | 35,000円 (税込38,500円) |
血液検査 | 15,000円 (税込16,500円) |
総額(①手術+②麻酔+③検査)
通常価格 | 1,673,000円 (税込1,840,300円) |
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目隠しモニター (要審査) | 1,473,000円 (税込1,620,300円) |
全顔モニター (要審査) | 1,273,000円 (税込1,400,300円) |
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