ペリカン手術(顎下筋肉縛り)|二重顎改善

ペリカン手術(顎下筋肉縛り)のアイキャッチ画像|銀座フェイスクリニック

ペリカン手術とは?

顎下のたるみやぽっちゃり感がある状態を【二重顎(ペリカン顎)】といいます。

【ペリカン手術】は、二重顎(ペリカン顎)を改善する手術です。

ペリカンリフト二重顎手術広頸筋縛り顎下筋肉縛り二重顎筋肉縛りコルセットリフトplatysmaplastyなどと呼ばれることもあります。

ペリカン手術は、下記の3つのプロセス(①〜③)で行われます。

①顎下センター脂肪吸引(浅層)

ペリカン手術(顎下広頸筋縛り)のシェーマ

まず、顎下中央部の皮下脂肪(浅層)を吸引します。

②深層脂肪除去

ペリカン手術(顎下広頸筋縛り)のシェーマ

皮膚(顎下のくびれ部分)を3〜5cm切開して広頸筋を露出して、広頸筋の裏側にある深層脂肪(筋肉下脂肪:subplatysmal fat)を除去します。

浅層脂肪と深層脂肪を2層とも除去することがペリカン手術の特徴です。

③広頸筋しばり(顎下筋肉縛り)

ペリカン手術(顎下広頸筋縛り)のシェーマ

2層の脂肪を除去したあと、左右に開いた広頸筋をセンターに寄せて固定することによって、コルセットを装着した時のような引き締め効果を得ることが出来ます。

ペリカン手術の傷口について

あごの裏側を切開

ペリカン手術の皮膚切開は、顎の裏の見えづらい部分(イラスト内赤線の位置)です。

お傷の長さは、3〜5cm程度(皮膚切除を行う場合はそれよりも長くなる可能性があります)です。

1週間後に抜糸します。

術後3ヶ月〜半年ほどかけて、少しずつお傷は目立たなくなっていきます。

「お傷が目立つかどうかシミュレーションしたい」という場合は、ご来院いただければ、お傷の位置に皮膚鉛筆でマーキングして鏡をご覧いただくと分かりやすいと思います。

「透明糸で縫合できますか?」

ペリカン手術をお受けになった場合、1週間後に抜糸が必要です。抜糸するまでの間、目立たないように「透明糸で縫合できますか?」というご質問を頂くことがあります。

透明糸で縫合すること自体は出来ますが、お傷の治りを考えると、「透明糸での縫合はやめておいた方が良い(黒ナイロン糸で縫った方が良い)」です。

なぜならば、透明糸を使う場合、黒ナイロン糸と比べて少し糸の直径が太くなってしまうからです。透明であっても、太くなる分、あまり目立たなくなる効果を期待できません。

また、透明糸を使う場合は、1週間のうちに糸を結んでいる力(抗張力)が半分ほどに弱まってしまいます。黒ナイロン糸であれば、1週間は結び目(抗張力)がほとんど緩くならず、抜糸までの間、しっかりお傷をホールドできます。

またナイロン糸は組織反応性が少なく、瘢痕になりにくいため、黒ナイロン糸を使用した方がお傷の治りが良くなります。

術後の固定について

3日間▪️テーピング
+
▪️フェイスバンド
(お食事のとき以外)
術後1週間▪️テーピング
+
▪️フェイスバンド
(夜間など)

リスク

当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。

傷が残ること

ペリカン手術は、メスで皮膚を切開する手術です。

切開する位置は顎の裏で、正面からは見えづらい位置をカットします。

傷の長さは約3cm程度です。(皮膚のたるみとり切除をおこなう場合はお傷が長くなります。)

術後3ヶ月〜半年ほどかけて少しずつお傷は目立たなくなりますが、傷痕が完全に消失することはありません。

また、どれくらい傷痕が残るかは個人差が出ます。

内出血

メスを使って皮膚を使って、皮下組織を剥離する手術ですので、内出血はほぼ必発です。

内出血は、はじめのうちは紫色ですが、少しずつ色が黄色っぽくなり、やがて完全に消失しますのでご安心ください。

血腫

手術したお傷の中に、通常よりもたくさんの血が溜まって腫れてしまう状態を血腫と言います。

血腫が発生した場合は、そのまま吸収を待つか、場合によっては、お傷を再度開いて血腫を除去する処置を行うこともあります。

感染(蜂窩織炎)

手術したお傷口から、皮膚の常在菌が入り込んで感染(炎症)を起こしてしまうことがあります。

感染の程度が強いと、お傷口に膿が溜まって、傷口から出てくる可能性もあります。

感染が発生した場合は、抗生剤物質の内服・点滴・外用、場合によっては創部洗浄を行うこともあります。

神経麻痺

術後に感覚神経麻痺や運動神経麻痺(顔面神経麻痺)が発生する可能性がゼロではありません。

神経麻痺が発生した場合は、ビタミン剤(B12)の内服にて治療します。また顔面神経麻痺の左右差が目立つ場合は、ボツリヌストキシン注射をおこなう場合もあります。

神経麻痺は、時間の経過とともに、月単位で少しずつ回復していきます。

形の不整

手術後の腫れが落ち着くにつれて、拘縮(こうしゅく)やバイオボンド現象といって一過性に皮膚が硬くなったり、筋が入って凸凹して見えることがあります。

マッサージやストレッチなどして頂くことによって、3ヶ月〜半年ほどかけて少しずつ滑らかになっていきますが、完全に滑らかにはならず、痕跡を残すこともあります。

施術料金

手術・麻酔

ペリカン手術
(①+②+③)
通常価格黒目隠し
モニター
①顎下センター吸引
②深層脂肪除去
③広頸筋縛り
498,000円
(547,800円)
288,400円
(317,240円)
静脈麻酔50,000円
(55,000円)
全身麻酔200,000円
(220,000円)
( )内は税込価格です。

オプション(ご希望者のみ)

オプション
(希望者のみ)
プラス費用
顎下サイド吸引+100,000円
(110,000円)
顎下の皮膚切除
(たるみとり)
+100,000円
(110,000円)
( )内は税込価格です。
糸リフト追加通常価格モニター
2本60,000円
(66,000円)
50,000円
(55,000円)
4本120,000円
(132,000円)
100,000円
(110,000円)
6本180,000円
(198,000円)
150,000円
(165,000円)
8本240,000円
(264,000円)
200,000円
(220,000円)
10本300,000円
(330,000円)
250,000円
(275,000円)
( )内は税込価格です。

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