鼻尖形成手術(鼻先縮小)

鼻尖形成縮小手術のアイキャッチ

鼻尖形成(団子鼻修正)とは?

銀座フェイスクリニック院長の奥田です😀

鼻尖形成(鼻尖縮小)手術について、方法・リスク・費用などについてご説明します。

鼻の構造について

鼻尖形成がどのような手術か知って頂くために、まず【鼻の構造(解剖)】をお伝えします。

鼻には、3種類の軟骨があります。

大鼻翼だいびよく軟骨・②外側鼻がいそくび軟骨・③鼻中隔びちゅうかく軟骨です。

鼻尖びせん形成とは、このうち大鼻翼軟骨のかたちを整える手術です。

大鼻翼軟骨のかたちを整える方法についてご説明します。
(下記の操作を全て行う場合 / 複数の操作を選択して行う場合 / 単独で操作する場合など、現在の状態を拝見してから、ご希望によって決めていきます。)

クローズ法とオープン法

鼻クローズ法とオープン法の違いとは?

鼻尖形成手術をおこなう場合のアプローチ方法には、クローズ法(CLOSE)オープン法(OPEN法)の2つがあります。

クローズ法は鼻の穴の中を切開して行う方法であり、オープン法はプラスして鼻柱部分も切開する方法です。

クローズ法のメリットは、鼻柱にお傷がつかないため、仕上がりが早い(ダウンタイムが短い)ことです。オープン法でも、カットした鼻柱のお傷は半年くらい経てばかなり目立たなくなりますが、やはりよく見ればそこにお傷があることは分かりますので、鼻柱に「お傷がない」ことは間違いなくクローズ法のメリットです。

逆にクローズ法のデメリットは、鼻の穴(斜め)から覗き込むような視野で手術操作をしますので、軟骨移植や鼻中隔延長などの複雑な操作には向かないことです。また、再手術例では手術部位の癒着があるため、クローズ法では十分な操作が出来ないことがあります。

鼻尖形成をおこなう場合、手術に慣れているドクターであればクローズ法でも十分な操作が可能ですので、当院では、鼻尖形成を単独でおこなう場合には、基本的にはクローズ法をお奨めしています。

メリットデメリット
クローズ法鼻柱に傷がつかない軟骨移植・鼻中隔延長や再手術例には向かない。
オープン法術中の視野が良く、細かい操作を正確にしやすい鼻柱に傷が残る

鼻先の軟部組織の切除

鼻先(鼻尖)の軟部脂肪組織を切除してボリュームダウンします。

鼻先の軟部組織はそれほど多くないので、この操作によってボリュームダウンするよりも、術後のタイトニング効果を高めたり、polly beak変形を予防する意味合いが大きいです。

大鼻翼軟骨の頭側切除(cephalic trim)

大鼻翼だいびよく軟骨のうち、頭側部分(イラストで水色に示した部分)を切除することによって、軟骨の外側への張り出しを減らしてボリュームダウンします。

鼻尖形成の要となる操作であり、大鼻翼軟骨の張り出しがある場合は鼻尖形成の良い適応となります。

軟骨縫合

【transdomal suture】【interdormal suture】 という2つの軟骨縫合を組み合わせて、スマートな軟骨構造にします。

transdomal suture

trans- は「変える」「変換する」という意味を持つ接頭辞です。

その言葉が示す通り、transdomal suture とは大鼻翼軟骨のかたち(頂点の位置)を変えるための操作です。

具体的には、大鼻翼軟骨に糸をかけて縫合することによって、頂点の位置を手術前(青丸の位置)から2〜3mmほど外側(赤線の位置)にずらします。

interdomal suture

左右の大鼻翼軟骨を縫い合わせて、シャープな鼻先にします。

その際に、大鼻翼軟骨の新しい頂点(イラストの赤い線)より外側から縛ってしまうと、ピンチノーズになってしまうので注意が必要です。

鼻尖形成のリスク・デメリット

当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。

血腫

血腫とは、手術部位に血液が溜まってしまって、血抜きの処置を要する状態です。

全ての外科的手術には血腫のリスクがあり、鼻尖形成も例外ではありませんが、実際に発生する確率はかなり稀です。

万が一、血腫が発生した場合も、日数とともに落ち着きますが、ごく稀に血腫吸引や除去などの処置が必要となる可能性もあります。

感染

全ての外科手術には感染のリスクがあり、鼻尖形成も例外ではありません。

感染が発生した場合、多くは抗生物質の内服もしくは点滴で落ち着きますが、ごく稀に感染した軟骨の除去などが必要となる可能性もあります。

変形・凸凹などの不整

トリミングした軟骨が変形したり、皮膚が不整に癒着して、凸凹などの不整が発生することがあります。

そのような変形が発生した場合は、再手術を要する可能性もあります。

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鼻手術の料金表

2024年9月現在の価格表記です。
(最新のご費用についてはお気軽にお問い合わせください。)

鼻プロテーゼ348,000円
(税込382,800円)
鼻尖形成
(CLOSE法)
398,000円
(税込437,800円)
鼻尖形成3D法
(OPEN法)
498,000円
(税込547,800円)
鼻翼縮小
(小鼻縮小)
298,000円
(税込327,800円)
鼻中隔延長998,000円
(税込1,097,800円)
静脈麻酔
(鼻中隔延長以外は必須)
50,000円
(税込55,000円)
全身麻酔
(鼻中隔延長は必須)
 200,000円
(税込220,000円)

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