
銀座フェイスクリニック院長の奥田です😀
輪郭のご相談で「骨を切るのは怖いから、削るだけでシュッとさせたい」というご希望をいただくことがよくあります。しかし、実際には「削る」だけでは十分な変化が出せないことがほとんどです。
今回は、手術で切除した顎の骨の断面写真を使って、その医学的な理由を解説します。
※掲載写真について 読者の皆様のご不快感を減らすため、血液の赤みを白黒に変えたり、髄質部分にピンクのフィルターをかけたりするなどの画像処理を行っています。
■ 骨の断面を見てみましょう

この写真は、オトガイ形成(中抜き)の際に実際に取り出した骨の断面を、分かりやすく色付けしたものです。骨は大きく分けて2層構造になっています。
- 外側の白いフチ:皮質(ひしつ) 非常に硬く、骨の強度を保っている部分です。
- 内側のピンク色の部分:髄質(ずいしつ) スポンジのような構造で、中には神経や血管が通っています。
■ 「削る」ことができるのは、わずか数ミリ
ここで重要なポイントがあります。安全に削ることができるのは、一番外側にある「皮質」の厚み分だけだということです。
もし、内側の「髄質」まで深く削り進んでしまうと、中を通っている神経を傷つけたり、強い出血を引き起こしたりするリスクがあります。つまり、削るという処置は、あくまで「表面の数ミリを整える」という範囲に限定されてしまうのです。
「顎を5mm短くしたい」「数mm後ろに下げたい」といったしっかりした変化を希望される場合、皮質の厚みを超えた調整が必要になるため、削るだけでは物理的に不可能なのです。
■ 「切って動かす」からこそ、理想のEラインが作れる
物理的な限界がある「削る」操作に対し、骨を一度カットして移動させる「骨切り・スライド法」や「中抜き」には大きなメリットがあります。
- 5mmを超える変化が可能: 土台となる骨ごと移動させるため、皮質の厚みに関係なく、5mm〜10mmといった大幅なサイズ調整が可能です。
- 安全に形を変えられる: 大切な神経の通り道を避けながら骨を動かすため、安全性を確保しつつ、理想の輪郭を追求できます。
■ 仕上げの「削り」で滑らかに
もちろん「骨を切る」だけで終わりではありません。 骨を移動させた後に生じるわずかな段差を、最後に丁寧に「削って」滑らかに整えます(スムージング)。
「骨を切って大きく動かし、削って細部を滑らかに整える」 この2つのステップを組み合わせることで、どの角度から見ても自然で美しいフェイスラインが完成します。
ご自身の顎の骨の厚みがどのくらいあり、どの術式が最適なのかは、CT診断で正確に知ることができます。 理想の輪郭への第一歩として、まずはカウンセリングにお越しください。
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