「以前より、口角が下がって見えるようになった」
「顎に力が入って、梅干しジワが目立つ」
「頬から口元にかけて、なんとなくもたついて見える」
「正面(Vライン)だけでなく、横顔(Lライン)も少しすっきりさせたい」
このような下顔面の変化が気になっている方に向けて、銀座フェイスクリニックでは、L/Vラインボトックス(エルブイラインボトックス)というボツリヌストキシン治療をご提案しています。
L/Vラインボトックスは、
①口角
②顎先(オトガイ筋)
③頬のドレープジワ
の3部位にボツリヌストキシンを注射し、下顔面を正面(V-ライン)と側面(L-ライン)の両方から整える治療です。
単に「3か所にボトックスを打つ」という治療ではありません。
私がこの治療で大切にしているのは、
「下顔面を、重力から少し解放する」
という考え方です。
「重力から少し解放する」という考え方
私たちの顔には、たくさんの表情筋があります。
表情筋は、それぞれが独立して動いているわけではありません。
ある筋肉が収縮すれば、その周囲の筋肉も影響を受けます。
顔の表情をよく観察すると、筋肉は常に、
上へ引き上げる力と、下へ引き下げる力。
いわば「綱引き」のような関係の中で働いています。
もちろん、重力そのものが表情筋を直接下へ引っ張っているわけではありません。
しかし、年齢とともに皮膚や皮下組織などの軟部組織が重りとなることで、少しずつ顔の下半分に「重さ」「たるみ」を感じるようになることがあります。
口角が以前より下がって見える。
頬のラインが少し下がって見える。
顎周囲に力が入りやすくなる。
こうした変化が重なってくると、顔全体の印象が少しずつ変わってきます。
L/Vラインボトックスでは、こうした下顔面の筋肉の働きに着目します。
筋肉を完全に止めるのではありません。
下方向へ働く筋肉の過剰な収縮を適度に弱めることで、下顔面を「重力から少し解放する」。
これが、L/Vラインボトックスの基本的な考え方です。
今の自分を否定するのではなく、「ほんの少し前の自分」へ
美容医療を受ける方のすべてが、「別人になりたい」と考えているわけではありません。
むしろ、
「今の自分は嫌いではないけれど、以前のほうが少しよかった」
という方も多いのではないでしょうか。
以前はもう少し口角が自然に上がっていた。
以前はもう少し顎がすっきりしていた。
以前は横顔がもう少し軽く見えた。
でも、今とはまったく違う顔になりたいわけではない。
ほんの少し前の、自分らしい顔に戻りたい。
私は、こうした変化に対する美容医療もあってよいのではないかと考えています。
L/Vラインボトックスが目指しているのは、大きな変化ではありません。
「別の自分になる」のではなく、
今の自分の印象を保ちながら、少しだけ軽くする。
そのくらいの変化です。
L/Vラインボトックスとは?
L/Vラインボトックスでは、下顔面を
L-Line = 側面顔
V-Line = 正面顔
という2つの方向から考えます。
正面から見た顔と、横から見た顔。
どちらも、その人の顔の印象をつくる大切な要素です。
そこで、
口角+顎先(オトガイ筋)+頬のドレープジワ
という3つの部位を組み合わせて治療します。
L-Line|側面顔を整える
横顔で見たときに気になるのが、口元から頬にかけての「もたつき」です。
特に、口角や頬周囲の筋肉の過剰な動きによって、口元から下頬にかけて細かなシワやドレープ状のラインが目立つことがあります。
そこで、
口角+頬のドレープジワ
にアプローチします。
筋肉の過剰な収縮を適度に抑えることで、口元から下頬にかけての印象をすっきり整え、側面から見た下顔面のラインを軽くすることを目指します。
V-Line|正面顔を整える
正面から見た下顔面の印象には、オトガイ筋の働きも関係しています。
オトガイ筋が強く収縮すると、
- 顎の梅干しジワ
- 顎先の凹凸
- 口元の緊張感
などが目立つことがあります。
そこで、オトガイ筋にボツリヌストキシンを注射します。
オトガイ筋の過剰な収縮を抑えることで、顎先をなめらかにし、正面から見た口元〜顎の印象を整えることを目指します。
なぜ「3か所同時」なのか?
L/Vラインボトックスの特徴は、
口角+オトガイ筋+頬のドレープジワ
という3部位を、一つの治療として考えることです。
もちろん、それぞれの部位には、それぞれの役割があります。
しかし、表情筋は単独で働いているわけでなく、それぞれ連動しています。
口角の動きが変われば、その周囲の筋肉とのバランスも変わります。
オトガイ筋の緊張が弱まれば、顎周囲の表情にも変化が生じます。
頬のドレープジワに関係する筋肉の働きを調整すれば、口元から下頬にかけての印象も変わります。
そのため、3部位を同時に調整することで、
単純な「足し算」ではなく、掛け算のような相乗効果(シナジー)
を期待しています。
一つひとつの変化は小さくても、それらが組み合わさることで、下顔面全体の印象がまとまって見える。
これが、3点セットとして治療する理由です。
エラボトックスとは、少し違います
「下顔面のボトックス」というと、まずエラボトックスを思い浮かべる方も多いと思います。
エラボトックスは、主に咬筋の発達による下顔面の横幅を小さくすることを目的とした治療です。
一方、L/Vラインボトックスは、
口角・オトガイ筋・頬のドレープジワ
にアプローチします。
つまり、
エラの「横幅」を小さくする治療
とは少し違い、
口元〜顎〜下頬の「印象」を整える治療
です。
そのため、
「エラはそれほど張っていない」
「でも下顔面がなんとなく重たく見える」
という方にも、一つの選択肢になると考えています。
ボトックスは「効かせればいい」わけではありません
ここは、ボツリヌストキシン治療を行ううえで、私が特に重要だと考えている部分です。
ボトックスは、筋肉の動きを弱める治療です。
だからといって、
「筋肉を強く弱めれば、より小顔になる」
という単純なものではありません。
下顔面には、話す、笑う、食べる、口をすぼめるなど、日常生活に欠かせない表情筋の動きがあります。
必要な筋肉の働きまで抑えてしまえば、
「表情が乏しくなった」
「口元が動かしにくい」
「なんとなく不自然」
といった結果につながることがあります。
重要なのは、
どこに打つかだけではなく、どこを残すか。
どの筋肉の働きを、どの程度弱めるのか。
そして、その結果として周囲の筋肉がどのように動くのか。
そこまで考えて注射する必要があります。
輪郭形成を専門としてきたからこそ
私は日頃、頬骨、エラ、下顎、オトガイなどの輪郭形成手術を行っています。
輪郭形成では、骨の形だけを見ていても十分ではありません。
骨の上には筋肉があり、その上には皮下組織や皮膚があります。
さらに、それぞれの筋肉には走行があり、付着部があり、収縮する方向があります。
つまり、
骨格
↓
筋肉
↓
軟部組織
↓
皮膚
という一連の関係を考えながら、顔の輪郭を見ていく必要があります。
これは、骨切り手術だけに必要な考え方ではありません。
ボツリヌストキシン治療でも同じです。
「シワがあるから、その近くに注射する」
というだけではなく、
なぜそのシワができているのか。
どの筋肉が動いているのか。
その筋肉を弱めると周囲はどう動くのか。
その結果、正面と側面の顔がどう変化するのか。
そこまで考えて治療することが重要だと考えています。
L/Vラインボトックスは、こうした顔面の解剖学と表情筋の働きを踏まえて、下顔面全体を一つのユニットとして考える治療です。
私自身、49歳になって思うこと
私自身、2026年現在49歳になります。
20代、30代の頃と比べれば、当然ながら顔には少しずつ変化が出てきました。
輪郭形成を専門として、これまで多くの患者様の顔を診てきた私自身も、年齢を重ねることで、
「以前より少し口角が下がってきたかな」
「顎や口元に少し力が入りやすくなったかな」
「横顔の印象も、若い頃とは少し違ってきたな」
と感じることがあります。
だからこそ、
「今の自分は嫌だけれど、別の自分になりたいわけではない」
という感覚が、以前よりもよく分かるようになりました。
大きく顔を変えたいわけではない。
若い頃の顔をそのまま取り戻したいわけでもない。
ただ、
ほんの少し前の、自分らしい印象に戻りたい。
L/Vラインボトックスは、そんな思いに応えるための治療として考えています。
同じ世代の方にこそ、おすすめしたい治療です
特に私自身と同じような40代後半〜50代の方には、一度検討していただきたい治療です。
この年代になると、顔の変化は単純に「シワが増えた」というだけではありません。
筋肉の働き、皮膚や皮下組織の変化、脂肪の位置、骨格の変化など、さまざまな要素が重なり合って、少しずつ下顔面の印象が変化していきます。
そのため、大きな手術をするほどではないけれど、
「なんとなく以前より下顔面が重たくなった」
という方に、L/Vラインボトックスという選択肢があります。
もちろん、もう少し上の世代の方にも
L/Vラインボトックスは、40代、50代だけの治療ではありません。
すでに下顔面の変化を感じている、もう少し上の世代の方にも、状態によっては有効な選択肢となります。
ただし、加齢による変化が大きくなっている場合には、ボツリヌストキシンだけですべてを解決できるわけではありません。
皮膚、皮下組織、脂肪、骨格など、さまざまな要素を総合的に診察したうえで、ボトックスが適しているのか、それとも他の治療を組み合わせたほうがよいのかを判断することが大切です。
若い世代には「予防」という考え方も
一方で、L/Vラインボトックスは、すでに加齢変化が出てから始める治療だけでもありません。
表情筋の過剰な収縮によって生じるシワや筋肉の緊張は、長い年月の中で少しずつ顔の印象に影響していきます。
そのため、まだ大きな変化がない若い世代の方にも、
「今ある悩みを治す」というより、「将来的な変化をできるだけ緩やかにする」
という予防的な考え方で、早い段階からボツリヌストキシン治療を取り入れることは、一つの選択肢になると考えています。
もちろん、若いうちからたくさん注射すればよいという意味ではありません。
必要な筋肉の働きを残しながら、過剰な収縮だけを適切に調整する。
その考え方が重要です。
若い世代には「予防」として。
40代〜50代には「今の自分を少し軽くする」ために。
さらに上の世代には「現在の下顔面の印象を整える」ために。
年齢によって目的は少しずつ変わりますが、共通しているのは、
「別人になるのではなく、自分らしい顔を自然に保つ」
ということです。
痛みが心配な方へ
ボツリヌストキシン注射は、基本的には無麻酔でお受けになる患者様も多い施術です。
一方で、
「注射がどうしても苦手」
「痛みに弱い」
「毎回、注射の痛みが少し怖い」
という方もいらっしゃいます。
L/Vラインボトックスは、一度だけ受けて終わる治療ではなく、効果が時間とともに弱くなっていくため、必要に応じて継続してお受けいただくことがあります。
だからこそ、痛みに対する不安をできるだけ減らして、無理なく継続できる環境をつくることも大切だと考えています。
当院では、痛みが苦手な方のために、オプションとして
クリーム麻酔 3,000円+税
笑気麻酔 3,000円+税
をご用意しています。
また、必要に応じてクリーム麻酔と笑気麻酔を併用することも可能です。
「ボトックスを受けたいけれど、注射が怖くて躊躇している」
という方は、無理に我慢する必要はありません。
痛みへの不安が強い方にとって、これらのオプション麻酔を利用することは、治療を継続していくうえで有効な選択肢の一つだと考えています。
大きく変えるのではなく、少しだけ軽くする
美容医療には、「変わる」ことを目的とした治療もあります。
一方で、
「変わりすぎないこと」
にも価値があると私は考えています。
今の自分を否定するわけではない。
別人になりたいわけでもない。
ただ、以前の自分に少しだけ戻りたい。
そのために、筋肉の働きをほんの少し調整する。
L/Vラインボトックスは、そんな控えめなアンチエイジングを目指した治療です。
一つひとつの変化は、大きくないかもしれません。
でも、
口角。
頬。
顎。
この3つを同時に整えることで、下顔面全体の印象が少し軽くなる。
そして、
「なんだか、少し前の自分に戻った気がする」
と感じてもらえる。
それくらいの変化が、ちょうどいいのではないかと思っています。
L/Vラインボトックス
下顔面を、重力から少し解放する。
L/Vラインボトックスは、
口角+オトガイ筋+頬のドレープジワ
の3部位にボツリヌストキシンを注射し、下顔面を正面と側面の両方から整える治療です。
L-Line=側面顔
V-Line=正面顔
という考え方で、下顔面全体の筋肉のバランスを見ながら治療を行います。
施術内容
治療部位:
口角・オトガイ筋・頬のドレープジワ
施術料金:
54,800円(税込60,280円)
オプション麻酔:
クリーム麻酔 3,000円(税込3,300円)
笑気麻酔 3,000円(税込3,300円)
※併用も可能です。
施術時間:
約15〜30分(デザインタイムなど含めて)
ダウンタイム:
注射部位の赤み、腫れ、痛み、内出血、表情の違和感などが生じる場合があります。
効果:
効果の現れ方や持続期間には個人差があります。ボツリヌストキシンの効果は永久的なものではなく、時間の経過とともに徐々に弱くなります。
※料金は2026年9月現在のものです。
※適応や投与量、注射部位は診察のうえ決定します。すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。
「今の自分は嫌だけれど、別の自分になりたいわけではない。」
「ほんの少し前の自分に戻りたい。」
そんな方のための、新しい下顔面ボトックス。
L/Vラインボトックス。
下顔面を、重力から少し解放する。
銀座フェイスクリニックの特徴

銀座フェイスクリニックでは、患者様一人ひとりの美しさを大切に、丁寧なカウンセリングと安心の施術を提供しています。院長は外科医として25年の経験を持ち、クリニックは11年間、女性の輪郭や小顔に関するご相談を多く受けてきました(2026年9月現在)。院長が直接カウンセリングを行い、患者様のご希望に合わせた施術を分かりやすくご説明します。安心してご検討いただけるよう心がけておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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