【この記事を読むと分かること】
1. 上下セットバックで口角が上がる。
2. 術後のたるみを抑える方法
3. Eラインが改善する。
4.お口のワイヤーは目立つか?
【症例写真】上下顎セットバック|術後3ヶ月目
今回のコラムでは、上下顎セットバックの術後3ヶ月目のお写真をご覧いただきます。
(同時に、頬と顎下の脂肪吸引およびバッカルファット除去手術もお受けになっています。)
症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。
また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
上下セットバック+頬・顎下の脂肪吸引+バッカルファット除去
Before(術前) | After(術後3ヶ月目) |
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解説-1|上下セットバックで口角が上がる
一般的に、お口元が前突していると、そのぶん口角が下がって「への字口」に見えます。
上下顎セットバックにより上下顎前突が解除されると、口角が上がります。
解説-2|術後のたるみを抑える方法
上下セットバックをおこなうと、口元が後ろに下がる分、頬っぺたのぽっちゃり感やたるみが強調されます。
その対策としては、(セットバックと同時に)頬・顎下の脂肪吸引やバッカルファット除去が選択肢になります。
骨格が小さくなるぶん、脂肪の量も減らしてバランスをとります。
解説-3|上下セットバックでEラインが改善する。
上下セットバックにより口元が下がると、相対的に顎先が前に出て、横顔のバランスが整います。
鼻→唇→顎先が直線上に揃っている状態を「E-line」と表現します。
解説-4:お口の中のワイヤーは目立つか?
上下セットバック手術後は2〜3ヶ月間、上下左右3番と5番目の歯の根本をワイヤーで固定します。
写真では、唇を大きく開くアングルワイダーを装着しているため、ワイヤーがしっかり見えています。
普段の生活では、ワイヤーは唇の端っこにほとんど隠れますので、それほど目立ちません。
関連記事|上下セットバック|ダウンタイム
こちらの症例の術後17日間の腫れの様子をまとめてあります。↓
上下顎セットバック|術後の経過・リスク
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れ
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術部位(お口周り)が腫れます。
腫れのピークは術後2~3日間くらいです。
ピークを過ぎると、日毎に腫れは落ち着いていきます。
術後1週目になると、マスクをすれば隠せる程度に改善します。
術後2週間になると、マスクを外しても目立たないレベルに落ち着きます。
その後は2~3ヶ月くらいかけて、小さくなった骨格めがけて、少しずつ皮膚がフィットしていきます。
術後の痛み
痛みの程度は、腫れの大きさとほぼ比例します。
最初の3日間くらいは、ややしんどいかと思います。(鎮痛剤を処方いたしますので、そちらで凌いでください。)
3日間のピークを過ぎると、日毎に痛みは軽快し、術後1~2週間くらいで落ち着きます。
感覚低下
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術部位(前歯・歯茎・唇・頬や口周り)の感覚が低下します。
感覚低下は、平均3ヶ月〜半年ほどかけて、少しずつ改善していきます。
感染・血腫・縫合不全について
上下セットバック術後のリスクとして、手術部位の感染や血腫が発生する可能性があります。(1%未満)
感染とは、手術部位に細菌が入り込んで化膿してしまうことです。
血腫とは、手術部位に、自然吸収される許容範囲を超えて血液が溜まってしまうことです。
感染や血腫が発生すると、通常(約2週間)よりも腫れが長引いてしまったり、診察のために通院する日数が増えたりします。
いずれの場合も、軽度であればお薬で軽快しますが、程度が強かったり長引いたりすると、お傷が開いてしまう可能性があります。
そのようにお傷が開いてしまうことを縫合不全(ほうごうふぜん)と言います。
縫合不全を来たした場合は、お傷の洗浄などをしないと回復しないことがあり、さらに通院日数が増えてしまいます。
睡眠不足や栄養不足などがあると抵抗力が弱り、感染や血腫などが発生しやすくなりますので、術後はしっかり休養をとるように努めましょう。
顔面神経麻痺
ごく稀に(0.1%未満)、術後に顔面神経麻痺をきたす可能性があります。
顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなってしまい、そのため表情の左右差が出ている状態です。
発生した場合の治療方法は、ビタミンB12製剤およびATP製剤の内服と、お顔を動かすリハビリです。
回復までの期間は、平均3ヶ月〜9ヶ月ほどになります。
お客さまにお願いしたいこと
◎ 上下セットバック術後の感染率を下げて、お傷の経過を良くするために、手術までの間は1日3回のブラッシングと、糸を用いた歯間のお掃除(デンタルフロス)を徹底してください。
◎ また、手術前にお近くの歯科でクリーニング(歯石除去)を受けるようにしてください。
◎ 虫歯や歯肉炎がある場合には、まずそちらを落ち着けてから手術を受けた方が術後の経過がよくなりますので、予め歯科受診をお願い申し上げます。
◎ ただし1〜5番が虫歯になった場合は、手術後に歯科治療がやり直しになる可能性が高いので、根っこの治療や仮歯の段階まで済ませておいて、手術後に歯の治療を仕上げるようにしましょう。詳しくはお問い合わせください。
上下顎セットバック|奥田院長コメント
上下顎前突(お口元のこんもり感や出っ歯)があると、口角が下がって見えて、いわゆる「ヘの字口」に見られがちです。
また、よく「口を尖らせる」という表現をする通り、口元が前突していると、我儘で頑固なイメージに捉われがちです。
上下顎セットバック手術により前突が解除されると、横顔のバランス(鼻先→唇→顎先を結ぶEライン)が整います。
同時に、への字口が解消し、女性らしい上品なフェイスラインへになります。
さらに、口元が下がることにより、お顔全体が一回り小さく、小顔効果を期待できます。
お口元のこんもり感(前突)が気になっていて、骨格レベルでの改善を希望する方にとって、上下セットバックは解決方法の1つになります。
セットバックがご自分に適しているか否か、お客さまご自身での判断は難しいので、無料カウンセリングへお越しください。
当院では、無理に手術を進めることは一切ございません。
むしろ、お客様の状態が手術にマッチしない場合には、手術をお断りすることもありますので、予めご承知ください。
皆様方からのご相談を、東京銀座のクリニックでお待ちしています。
価格・費用について
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂けるお客様のことです。
モニターでお受け頂けるか否かは、現在の状態を拝見してから判断させて頂きます。
上下顎セットバック
通常価格 | 1,698,000円 (税込1.867,800円) |
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目隠しモニター | 1,498,000円 (税込1.647,800円) |
全顔モニター | 1,298,000円 (税込1.427,800円) |
全身麻酔 (必須) |
150,000円 (税込165,000円) |
術前検査 (必須) |
CT
25,000円 (税込27,500円) 3D骨格模型
35,000円 (税込38,500円) 血液検査
15,000円 (税込16,500円) |
頬と顎下の脂肪吸引
通常価格 |
498,000円
(税込547,800円) |
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目隠しモニター (要審査) |
398,000円
(税込437,800円) |
静脈麻酔 (必須) |
50,000円 (税込55,000円) |
バッカルファット除去
通常価格 | 348,000円 (税込382,800円) |
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目隠しモニター (要審査) |
248,000円 (税込272,800円) |
静脈麻酔 (必須) |
50,000円 (税込55,000円) |
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