
銀座フェイスクリニック院長の奥田です😀
顎先のことを【オトガイ】と言います。
本日のコラムでは、顎削り手術(オトガイ短縮&前方移動)のビフォーアフターをご覧いただきます。
あわせて
▪️手術のデザイン(3D骨格模型)
▪️リスク
▪️費用
▪️術後のテーピング固定
▪️手術翌日の腫れの様子
についても記載しました。
ビフォーアフター症例写真|3ヶ月後
症例写真は、手術による変化の一例であり、全ての患者様に同等の効果をお約束できるものではありません。また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
オトガイを6ミリ【短縮】&3ミリ【前方移動】しました。






手術のデザイン
こちらのお客様の場合、【クアドラート法】と呼ばれるカット方法にて、オトガイを6ミリ【短縮】&3ミリ【前方移動】しました。
クアドラート(quadrate)は「長方形の〜」という意味の英語です。
ご本人の3D骨格模型にて、クアドラート法の手順を簡単に説明します。

① まず、斜線部の骨を取り除いてスペースをつくります。
② 空いたスペースにオトガイを移動(短縮&前方移動)して、チタンプレートで固定します。
③ 段差をカットして整えます。
術後の固定について

骨削り手術後は、3日間、手術部位をテーピングして固定します。
テーピングには、血腫予防・皮膚のフィットをうながす・手術部の保護などの効果があります。
腫れの様子


術後翌日の腫れの様子はご覧の通りです。
術後の腫れや回復までの期間は、個人差があります。
通常は術後2〜3日間がピークで、
■1週目で「マスクをすれば隠せるくらい」
■2週目で「マスクをとっても目立たないくらい(60%くらい回復)」
■1ヶ月目で「ほとんど腫れは目立たないくらい(70%)」
に落ち着きます。
その後3ヶ月〜半年くらいかけて、皮膚が少しずつフィットしていきます。
術後は、あせらず気長に経過をみましょう。
顎削り手術|術後の経過・リスク

当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れ
術後しばらくの間、手術部位が腫れます。
腫れのピークは術後3日間くらいで、その間は腫れが軽快することはありません。
むしろ浮腫みなども伴って、やや腫れが増えて見えることも珍しくありません。
ピークを過ぎると、日毎に腫れは落ち着いていきます。
術後1週目には、マスクをすれば問題なく隠せる程度には改善します。ただし、まだまだマスクをしないと腫れが目立ちます。
術後2週間が経つと、マスクを外しても、ほとんど腫れは目立たなくなります。
その後、2〜3ヶ月かけて、小さくなった骨格に少しずつ皮膚がフィットしていきます。
ただし、フィット力には個人差があるため、術後のたるみが気になってしまうことがあります。
たるみが残った場合には、リフトアップ・脂肪吸引・脂肪溶解注射などで治療します。
術後の痛み
痛みの程度は、腫れの大きさとほぼ比例しますので、最初の3日間くらいはややしんどいかと思います。(鎮痛剤を処方いたしますので、そちらで凌いでください。)
3日間くらいのピークを過ぎると、日毎に少しずつ痛みは軽快し、術後2週間くらい経つと、ほとんど気にならないレベルに落ち着きます。
感覚低下
術後には、しばらくの間、手術操作の範囲(前歯・歯茎・唇・頬や口周り)の感覚が低下します。
感覚低下は、術後日が経つにつれて少しずつ回復して、平均3ヶ月〜半年ほどかけてほとんど気にならないレベルにおさまります。
感染・血腫・縫合不全について
術後のリスクとして、手術部位の感染や血腫が発生する可能性があります。(1%未満)
感染とは手術部位に細菌が入り込んで化膿してしまうことであり、血腫とは手術部位に自然吸収される許容範囲を超えて血液が溜まってしまうことです。
感染や血腫が発生すると、通常(約2週間)よりも腫れが長引いてしまったり、診察のために通院する日数が増えたりします。
いずれの場合も、軽度であればお薬を飲んで頂きながら経過を見ているうちに軽快しますが、程度が強かったり長引いたりすると、お傷が開いてしまう可能性があります。
そのようにお傷が開いてしまうことを縫合不全(ほうごうふぜん)と言います。
縫合不全を来たした場合は、お傷の洗浄などをしないと回復しないことがあり、さらに通院日数が増えてしまいます。
睡眠不足や栄養不足などがあると抵抗力が弱り、感染や血腫などが発生しやすくなりますので、術後はしっかり休養をとるように努めましょう。
顔面神経麻痺
ごく稀に(0.1%未満)、術後に顔面神経麻痺をきたす可能性があります。
顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなってしまい、そのため表情の左右差が出ている状態です。
発生した場合の治療方法は、ビタミンB12製剤およびATP製剤の内服と、お顔を動かすリハビリです。
回復までの期間は、平均3ヶ月〜9ヶ月くらいかかります。
顎削り(オトガイ形成)|価格・料金
通常価格 | 黒目隠し モニター | 全顔 モニター | |
---|---|---|---|
オトガイ形成 (短縮&前方移動) | 1,398,000円 | 1,198,000円 | 1,098,000円 |
全身麻酔 | 200,000円 | ||
総額(税別) | 1,598,000円 | 1,398,000円 | 1,298,000円 |
総額(税込) | 1,757,800円 | 1,537,800円 | 1,427,800円 |
検査費用 | |
---|---|
CT検査 | 25,000 |
3D骨格模型 (下顎骨) | 35,000 |
血液検査 | 15,000 |
総額(税別) | 75,000 |
総額(税込) | 82,500 |
*当院は自由診療クリニックですので、健康保険証は利用できません。
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