輪郭手術(骨切り・骨削り)をお受けになる場合、術前に3つの検査が必要です。
- CT検査
- 3D骨格模型
- 血液検査
検査内容について、詳しくは下記をご覧ください。
①CT検査(頭蓋顔面骨)
エラ削り・顎削り・Vライン形成・口元のセットバック・頬骨削りなど、輪郭手術(骨切り・骨削り)おこなう場合は、術前に頭蓋顔面骨のCT検査をおこないます。
水平に輪切りにした画像
CT検査の基本は、頭や顔を輪切りにしたような画像です。
この輪切り(2~3mm幅)の画像で、骨やその他組織に異常がないかチェックしたり、骨や筋肉の厚み、脂肪の量などを測定します。
立体的に構築した画像
CT検査では、ヘリカル撮影といって螺旋状に顔面骨全体のデータをスキャンします。
スキャンしたデータを、コンピュータ上で再構築することにより、以下のような三次元的な画像も作成可能です。
見本として正面像と側面像を掲載しましたが、正面・側面だけでなく、水平・垂直方向にそれぞれ360度回してチェックできます。
また、軟部組織にフォーカスをあわせて脂肪や筋肉が付いた画像(向かって左)にしたり、 骨にフォーカスを合わせて骨だけの画像(向かって右)にしたりすることも可能です。
骨切り・骨削り手術を行う際には、輪切りのデータだけでなく、こういった立体的な再構築画像も用いて、骨格をチェックします。
②3D骨格模型の作成
CT検査のヘリカルデータを用いて、3D骨格模型を作ることが可能です。
おひとりおひとりに合わせた、原寸大の骨格模型ですので、詳細な手術計画を立てるのに重宝します。
サイズだけでなく、神経の位置もクリアになりますので、安全とクオリティを保つために欠かせない検査です。
CT検査のデータを研究室へ送ってから、3D骨格モデルがクリニックへ届くまで、10〜14日間かかります。
下歯槽神経管の位置をチェック
エラ削り・顎削り・Vライン形成など、下顎骨の骨切り・骨削り手術では、「下歯槽神経管(かしそうしんけい)」の位置をクリアにする必要があります。
「下歯槽神経管(かしそうしんけいかん)」とは、下顎骨内部の神経の通り道です。
3D骨格モデルを作成して、骨の形・サイズと同時に、下歯槽神経管の位置を把握します。
模型では、下歯槽神経管がピンク色に着色されています。
③血液検査
骨切り・骨削り手術の術前には、安全に手術・全身麻酔をおこなうために、必ず血液検査をおこないます。
血液検査では、貧血の有無、止血機能(血小板数や凝固能)、肝臓や腎臓の状態、血液感染症(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV)の有無などをチェックしています。
検査費用
CT検査 | 25,000円 (税込27,500円) |
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3D骨格模型 (上顎or下顎) | 35,000円 (税込37,500円) |
3D骨格模型 (上顎+下顎) | 65,000円 (税込71,500円) |
血液検査 | 15,000円 (税込16,500円) |
まとめ
骨切り・骨削り手術(エラ削り・顎削り・Vライン形成・口元のセットバック・頬骨削りなど)の術前検査について説明いたしました。
検査の内容や受ける時期にもよりますが、検査を受けてから結果が揃うまで、約10日間が必要です。
骨切り・骨削りを行う際には、希望の手術日に合わせて検査の日程を組みます。
「エラを切りたい」「顎を短くしたい」「出っ歯やお口元のこんもり感を骨格から直したい」など顔面骨格のお悩みがあって、骨格レベルでの改善を希望するお客さまは、どうぞお気軽に小顔・輪郭整形の「銀座フェイスクリニック」の無料カウンセリングへお越しください。
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