頭蓋顔面骨CT|骨切り・骨削り手術の術前検査-1
エラ削り・顎削り・Vライン形成・口元のセットバック・頬骨削りなど、骨切り・骨削り手術を実施する場合は、必ず術前に頭蓋顔面骨のCT検査をおこないます。
CT撮影をすると、以下のような画像をチェックすることができます。
水平に輪切りにした画像
CT検査の基本は、頭や顔を輪切りにしたような画像です。
まずはこの輪切りの画像で、骨やその他組織に異常がないかどうかチェックしたり、骨や筋肉の厚み、脂肪の量などを評価します。
検査結果は2~3mm幅のスライス画像で表示されますが、ヘリカル撮影といって螺旋状に顔面骨のデータをスキャンします。
ですから、コンピュータで画像を再構築することにより、以下のような三次元的な画像作成も可能です。
立体的に構築した画像
見本として正面像と側面像をお見せしていますが、正面・側面だけでなく、水平・垂直方向にそれぞれ360度回した角度からチェックできます。
また、軟部組織にフォーカスをあわせて脂肪や筋肉が付いた画像(向かって左)にしたり、 骨にフォーカスを合わせて骨だけの画像(向かって右)にしたりと、バリエーションをつけた画像作成が可能です。
骨切り・骨削り手術を行う際には、輪切りのデータだけでなく、こちらの立体的な再構築画像を用いて、全体的な骨格のバランスをチェックします。
さらに、CT検査のヘリカルデータを用いて、3D骨格模型を作ることが可能です。
3D骨格モデル|骨切り・骨削り手術の術前検査-2
3Dプリンタを利用して、3D骨格モデルを作成することが可能です。
お客様ひとりひとりのサイズとそっくり同じ、原寸大の大きさのモデルですので、手術の詳細な計画を立てるのに重宝します。
神経の位置もクリアになりますので、とくに下顎骨をカットする際には、安全とクオリティを保つために欠かせない検査です。
CT検査のデータを工場へ送ってから、3D骨格モデルがクリニックへ送り返されるまで、約10日間かかります。
下歯槽神経管の位置をチェック
エラ削り・顎削り・Vライン形成など下顎骨の骨切り・骨削り手術では、下顎骨の内部を走行する「下歯槽神経管(かしそうしんけい)」の位置をクリアにする必要があります。
写真で、ピンク色に着色されているのが「下歯槽神経管(かしそうしんけいかん)」という、下顎骨内部の神経の通り道です。
3D骨格モデルを作成して、骨の形・サイズと同時に、下歯槽神経管の位置を把握します。
血液検査|骨切り・骨削り手術の術前検査-3
骨切り・骨削り手術の術前には、安全に手術・全身麻酔をおこなうために、必ず血液検査をおこないます。
血液検査では、貧血の有無、止血機能(血小板数や凝固能)、肝臓や腎臓の状態、血液感染症(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV)の有無などをチェックしています。
まとめ
骨切り・骨削り手術(エラ削り・顎削り・Vライン形成・口元のセットバック・頬骨削りなど)の術前検査について説明いたしました。
検査の内容や受ける時期にもよりますが、検査を受けてから結果が揃うまで、約10日間が必要です。
骨切り・骨削りを行う際には、希望の手術日に合わせて検査の日程を組みます。
「エラを切りたい」「顎を短くしたい」「出っ歯やお口元のこんもり感を骨格から直したい」など顔面骨格のお悩みがあって、骨格レベルでの改善を希望するお客さまは、どうぞお気軽に小顔・輪郭整形の「銀座フェイスクリニック」の無料カウンセリングへお越しください。
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