症例写真
症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。
また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
■ 上下セットバック(術後9日目)
Before(術前) | After(術後9日目) |
---|---|
奥田院長によるコメント
上下セットバックとは?
こちらのお客さまは、「お口元のこんもり感を解消したい」ということで、銀座フェイスクリニックにご相談にいらっしゃいました。
「歯茎の骨(歯槽骨:しそうこつ)」が前に出ている状態でしたので(上下とも前突しているが下顎の方が症状が強い)、カウンセリングの結果、上顎と下顎のセットバック(上下セットバック)にて施術する方針となりました。
セットバックとは、上下左右の4番目の歯(第1小臼歯)を計4本抜いてスペースをつくり、前歯6本分の歯茎の骨を後方に下げてお口元の前突を解消する手術です。
ちなみに、セットバックというのは通称であり、技術論的には anterior segmental osteotomy(ASO: 前方分節骨切り)と呼ばれています。
Before / After の写真を見比べて頂くと、上下顎の前突が解消することにより、とくに横顔がきれいになった様子がお分かりになるかと思います^o^
術後の経過(ダウンタイム)について
上下セットバックの術後経過としては、当日〜3日前までがピークで強い腫れが出ます。
4日目くらいから少しずつ腫れは引きはじめて、7〜10日間ほどすれば、ご覧のようにマスクを外してもそれほど目立たないレベルに落ち着いてきます。
1ヶ月後の完成度としては、ほぼ70%といったところで、まだ浮腫んだ感じやポッチャリ感が少し残っている時期です。
その後、小さくなった骨格めがけて皮膚がしっかりフィットするまで、平均3ヶ月くらい要します。
歯科治療 VS 外科手術+歯科治療
お客さまによっては、歯列の治療(ワイヤー矯正やセラミッククラウン)のみでは十分な外観的変化(満足度)が得られず、こちらのお客さまのように外科手術を選択した方が良いケースがあります。
既に歯科治療を済ませた後では、外科手術をおこなうのが難しくなってしまったり、手術後に歯科治療をやり直しになったりするケースが出てきますので、歯科治療を受ける前にぜひ一度ご相談にいらしてください。
また、上下セットバックを行った場合には、術後の歯科治療が必須となります。
カウンセリングをしていると、「歯科治療 VS 外科手術」のどちらになさるかで検討なさっているお客さまが少なくないのですが、実際には「歯科治療 VS 外科手術+歯科治療」のいずれの方針になります。
手術で骨格を動かしたあとには、動かした骨格に合わせて歯列を整えてあげる必要があるからです。
また、外科手術を選択する場合も、比較的侵襲度の小さいセットバック(ASO)を選択すべきか、大学病院や総合病院などで行うべき侵襲度の大きい手術(Le Fort I + SSRO)を選択すべきか、状態によって異なってきます。
* なお私見ですが、どのような優れたドクターが執刀する場合も、規模の小さい個人クリニックで Le Fort I + SSRO などの侵襲度の高い骨格手術を受けるべきではありません。いざという時の緊急対応が遅れをとってしまうからです。
こういったこともインターネットで調べているだけでは、なかなか分かりにくいことですので、ご来院いただければ骨格の模型などお見せしながら詳しくご説明をさせて頂きます。
まずは「知る」こと
どのような方針で治療すべきかは、お客さま自身でのご判断は難しいので、お気軽にカウンセリングへお越しください。
当院では、手術が向いていないお客さまに無理に手術をお勧めすることはありませんし、また手術をお勧めする場合には、メリットだけでなくデメリットについても十分にご説明させて頂いています。
方針を決めるために、まずは正しい知識を「知る」ことが大切です。
銀座でお買い物がてら、ちょっと話だけでも聞いてみようというスタンスで構いませんので、どうぞお気軽にご来院ください。
上下顎セットバック|術後の経過・リスク
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れ
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術部位(お口周り)が腫れてしまいます。
腫れのピークは術後3日間くらいで、その間は腫れが軽快することはありません。
むしろ浮腫みなども伴って、やや腫れが増えて見えることも珍しくありません。
ピークを過ぎると、日毎に腫れは落ち着いていきます。
術後1週目には、マスクをすれば問題なく隠せる程度には改善します。
術後1週目では、まだまだマスクをしないと腫れが目立つでしょう。
術後2週間が経つと、マスクを外しても、ほとんど腫れは目立たなくなります。
その後、2~3ヶ月かけて、小さくなった骨格に少しずつ皮膚がフィットしていきます。
ただし、フィット力には個人差があるため、術後のたるみが気になってしまうことがあります。
たるみが残った場合には、リフトアップ・脂肪吸引・脂肪溶解注射などで治療します。
術後の痛み
痛みの程度は、腫れの大きさとほぼ比例しますので、最初の3日間くらいはややしんどいかと思います。(鎮痛剤を処方いたしますので、そちらで凌いでください。)
3日間くらいのピークを過ぎると、日毎に少しずつ痛みは軽快し、術後2週間くらい経つと、ほとんど気にならないレベルに落ち着きます。
感覚低下
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術操作の範囲(前歯・歯茎・唇・頬や口周り)の感覚が低下します。
感覚低下は、術後日が経つにつれて少しずつ回復して、平均3ヶ月〜半年ほどかけてほとんど気にならないレベルにおさまります。
感染・血腫・縫合不全について
上下セットバック術後のリスクとして、手術部位の感染や血腫が発生する可能性があります。(1%未満)
感染とは手術部位に細菌が入り込んで化膿してしまうことであり、血腫とは手術部位に自然吸収される許容範囲を超えて血液が溜まってしまうことです。
感染や血腫が発生すると、通常(約2週間)よりも腫れが長引いてしまったり、診察のために通院する日数が増えたりします。
いずれの場合も、軽度であればお薬を飲んで頂きながら経過を見ているうちに軽快しますが、程度が強かったり長引いたりすると、お傷が開いてしまう可能性があります。
そのようにお傷が開いてしまうことを縫合不全(ほうごうふぜん)と言います。
縫合不全を来たした場合は、お傷の洗浄などをしないと回復しないことがあり、さらに通院日数が増えてしまいます。
睡眠不足や栄養不足などがあると抵抗力が弱り、感染や血腫などが発生しやすくなりますので、術後はしっかり休養をとるように努めましょう。
顔面神経麻痺
ごく稀に(0.1%未満)、術後に顔面神経麻痺をきたす可能性があります。
顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなってしまい、そのため表情の左右差が出ている状態です。
発生した場合の治療方法は、ビタミンB12製剤およびATP製剤の内服と、お顔を動かすリハビリです。
回復までの期間は、平均3ヶ月〜9ヶ月くらいかかります。
上下顎セットバック|価格・費用
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂けるお客様のことです。
モニターでお受け頂けるか否かは、現在の状態を拝見してから審査させて頂きます。
通常価格 | 1,698,000円 (税込1,867,800円) |
---|---|
目隠しモニター (要審査) |
1,498,000円 (税込1,647,800円) |
全顔モニター (要審査) |
1,298,000円 (税込1,427,800円) |
全身麻酔 (必須) |
150,000円 (税込165,000円) |
術前検査 (必須) |
CT
25,000円 (税込27,500円) 3D骨格検査
35,000円 (税込38,500円) 血液検査
15,000円 (税込16,500円) |
ご予約はこちらから
お電話でのご予約
03-6274-6309
(電話受付:診療日の11〜20時)
LINE@からのご予約
LINEの 🔍 で @xft1406W を検索して、トークでメッセージを送ってください。
とりあえず「友達登録だけ」も大歓迎です。LINE@限定企画・情報などもあります!!
✴︎スマホのお客様はこちらをクリック→ https://lin.ee/6v9Efvr