手術で良い結果を出すために大切なこと
手術で良い結果を出すためには、執刀医の技術が何よりも大切です。
同時に大切なことは、手術に向いている患者様を選ぶことです。
少し意外に思った方もいるのではないでしょうか。
患者様を選ばずに良い結果を出すのが名医なのではないか、と。
しかし実際には、どの手術にも「向き・不向き」があります。
その前提を丁寧に見極めることが、結果に大きく影響します。
例えば、上下顎セットバック手術を行う場合に大切なことは、
「口ゴボの患者様を対象とすること」です。
当然のことのようですが、これは何よりの前提となります。
口元が出ていない患者様に、
どんなに丁寧で完成度の高い手術を行っても、
良い結果を出すことはできません。
さらに細かく言うと、口ゴボの患者様の中でも
・下顎が後退して、いわゆる顎なしの状態になっている方
・鼻唇角(Nasolabial Angle:NLA)が狭くなっている方
このような特徴を持つ場合は、手術に向いていることが多いと感じます。
患者様がその手術に向いていることを、
医学的には「適応(てきおう)がある」と表現します。
執刀医は、手術の腕を磨くだけでなく、
この適応の有無を見極める診断力を磨いていくことが必要です。
それでは、適応を診断する力はどのように高まるのでしょうか。
結局のところ、
多くの手術を経験していくことしかありません。
ただし、ただ数をこなせばよいわけではありません。
1件1件の手術を大切にし、
手術前に判断したことが正しかったのかを、
手術中や手術後の経過を通して確認していくことが重要です。
その過程を執刀医自身が行い、
自分なりに検証を繰り返していくことが欠かせません。
この積み重ねは決して派手なものではありませんが、
外科医にとっては、とても本質的で、
大きなやりがいでもあると感じています。
日々、精進あるのみです。

銀座フェイスクリニック
院長 奥田宗央
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