【この記事を読むと分かること】
上下顎前突に「美人の原石」が多い理由
【症例写真】上下セットバック|上下顎前突に美人の原石が多い理由
小顔・輪郭の美容整形に特化した「銀座フェイスクリニック」、院長の奥田です。
「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」とは、歯茎の骨が出っ張っているために「お口元がこんもりしている状態」です。
上下顎前突を骨格レベルで改善する場合には、上下顎セットバック手術が選択肢になります。
まずは、私奥田が執刀した上下セットバックの Before → After をご覧ください。
もともとお綺麗なお客様ですが、手術によりフェイスラインが整って、さらに美しく変化した様子がお分かりになるかと思います。
症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。
また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
上下セットバック(術前→術後1ヶ月目)|側面
上下セットバック(術前→術後1ヶ月目)|斜め
上下セットバック(術前→術後1ヶ月目)|正面
ご覧のように、上下顎前突のお客様は、上下セットバックでお口元の前突を解除してあげると、とても美人になる方が多いのです。
今回のコラムでは、その理由について、私奥田なりの自論を掘り下げていきます。
そもそも、なぜ上下顎前突になるのか。
舌癖(ぜつへき)の関与
そもそも、なぜ上下顎前突になってしまうのでしょうか?
遺伝、食習慣や生活習慣の影響など、色々な説があるようです。
その中でも有力な説として、「舌癖(ぜつへき)」の関与が言われています。
舌癖とは、読んで字のごとく、「舌で歯茎を押してしまう癖」という意味です。
とくに成長期に、知らず知らずのうちに舌で歯茎を押してしまうことによって(寝ている間など)、少しずつ歯茎が前に出てしまうのではないかと言われています。
上下顎前突には細面の人が多い。
お口元が出ている人(上下顎前突)は、「細面(ほそおもて)」な場合が多いです。
お顔が細いので、お口の中のスペースが狭くなり、舌が歯茎に接触しやすい状態になっています。
そのため、知らず知らず、舌で歯茎を押してしまうのではないかと考えれられています。
細面は美人の条件である。
昔から、細面(ほそおもて)は美人の条件と言われています。
上下顎前突には細面が多いので、上下顎前突さえ解除してあげれば、すっかり輪郭美人になるケースが多いのです。
以上が、私奥田の考える「上下顎前突に美人の原石が多い理由」です。
上下セットバックで「横顔美人」になる。
Eラインとは、きれいな横顔のひとつの基準として、鼻先→唇→顎が一直線上に揃っている状態を言います。
まず、術前(Before)の写真をご覧ください。鼻先と唇を結んだ線よりも、顎先は後方にあり、直線上に揃っていません。
術後(After)の写真をご覧いただくと、鼻先・唇・顎が直線上に揃っています。
このように、上下セットバック手術をおこなうことによって、横顔のバランス(Eライン)が整います。
セットバックによって、このようにフェイスラインが変化する仕組みは、以下の骨格模型写真をご覧ください。
上下セットバックは、「前歯6本分の歯茎の骨を後ろに下げる手術」です。
歯茎の骨(歯槽骨)が後方に下がることにより(赤矢印)、オトガイ(顎先)は相対的に前方に出てきます(黄矢印)。
この動きによって、鼻先→唇→顎が直線上に揃って、横顔のバランスが改善するのです。
( Eラインについては、こちらの記事も参考にしてください。)
奥田院長コメント
上下セットバックの症例写真や骨格模型写真をご覧いただきながら、「上下顎前突に美人の原石が多い理由」について説明いたしました。
細面の女性で上下顎前突を呈している場合は、上下顎セットバックでお口元の前突を解除することにより、すこぶる輪郭美人になるケースを多々経験します。
上下セットバックを検討する場合には、まず手術について正しい知識を得ることが第一歩です。
当院では、手術のメリットや方法だけでなく、リスクやデメリットについても詳しくご説明させて頂きます。
お客様の状態が手術にマッチしない場合には、手術をお断りする場合もございますので、予めご承知ください。
ただし、手術のご依頼を承った場合には、一切妥協することなく、全力で手術に取り組むことをお約束いたします。
お口元のお悩みがあって、骨格レベルでの改善を希望なさるのであれば、銀座フェイスクリニックの無料カウンセリングへお越しください。
上下顎セットバック|術後の経過・リスク
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
術後の腫れ
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術部位(お口周り)が腫れてしまいます。
腫れのピークは術後3日間くらいで、その間は軽快しません。
むしろ浮腫みなども伴って、やや腫れが増えて見えることも珍しくありません。
ピークを過ぎると、日毎に腫れは落ち着いていきます。
術後1週目には、マスクをすれば問題なく隠せる程度に改善します。
まだまだマスクをしないと腫れが目立つでしょう。
術後2週間が経つと、マスクを外しても、ほとんど腫れは目立たなくなります。
その後、2~3ヶ月くらいかけて、小さくなった骨格めがけて少しずつ皮膚がフィットしていきます。
ただし、フィット力には個人差があるため、術後のたるみが気になることもあります。
たるみが残った場合には、リフトアップ・脂肪吸引・脂肪溶解注射などで治療します。
術後の痛み
痛みの程度は、腫れの大きさとほぼ比例します。
最初の3日間くらいは、ややしんどいかと思います。(鎮痛剤を処方いたしますので、そちらで凌いでください。)
3日間のピークを過ぎると、日毎に痛みは軽快し、術後2週間くらいで落ち着きます。
感覚低下
上下セットバック術後には、しばらくの間、手術操作の範囲(前歯・歯茎・唇・頬や口周り)の感覚が低下します。
感覚低下は、術後日が経つにつれて少しずつ回復して、平均3ヶ月〜半年ほどかけてほとんど気にならないレベルにおさまります。
感染・血腫・縫合不全について
上下セットバック術後のリスクとして、手術部位の感染や血腫が発生する可能性があります。(1%未満)
感染とは、手術部位に細菌が入り込んで化膿してしまうことです。
血腫とは、手術部位に、自然吸収される許容範囲を超えて血液が溜まってしまうことです。
感染や血腫が発生すると、通常(約2週間)よりも腫れが長引いてしまったり、診察のために通院する日数が増えたりします。
いずれの場合も、軽度であればお薬で軽快しますが、程度が強かったり長引いたりすると、お傷が開いてしまう可能性があります。
そのようにお傷が開いてしまうことを縫合不全(ほうごうふぜん)と言います。
縫合不全を来たした場合は、お傷の洗浄などをしないと回復しないことがあり、さらに通院日数が増えてしまいます。
睡眠不足や栄養不足などがあると抵抗力が弱り、感染や血腫などが発生しやすくなりますので、術後はしっかり休養をとるように努めましょう。
顔面神経麻痺
ごく稀に(0.1%未満)、術後に顔面神経麻痺をきたす可能性があります。
顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなってしまい、そのため表情の左右差が出ている状態です。
発生した場合の治療方法は、ビタミンB12製剤およびATP製剤の内服と、お顔を動かすリハビリです。
回復までの期間は、平均3ヶ月〜9ヶ月ほどになります。
上下顎セットバック|価格・費用
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂けるお客様のことです。
モニターでお受け頂けるか否かは、現在の状態を拝見してから審査させて頂きます。
通常価格 | 1,698,000円 (税込1,867,800円) |
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目隠しモニター (要審査) |
1,498,000円 (税込1,647,800円) |
全顔モニター (要審査) |
1,298,000円 (税込1,427,800円) |
全身麻酔 (必須) |
150,000円 (税込165,000円) |
術前検査 (必須) |
CT
25,000円 (税込27,500円) 3D骨格検査
35,000円 (税込38,500円) 血液検査
15,000円 (税込18,500円) |
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