【症例写真】頬骨削り手術のビフォアフター（５ヶ月後）

頬骨削りビフォーアフター（5ヶ月後）

頬骨削り手術｜リスクと副作用

術後の腫れの経過

術後の腫れのピークは2〜3日間

頬骨削り手術の腫れは、術後2〜3日がピークです。

術直後や翌日より、2〜3日目の方が浮腫みで腫れが増す場合が多いです。

ピークを過ぎると、腫れは日ごとに軽減します。

術後の腫れは2週間で落ち着きます。

術後1週間で、マスクをすれば腫れは目立たなくなります。

マスクなしでも腫れが目立たなくなるには、術後約2週間かかります。

よって、頬骨削り手術を受ける場合、マスク着用可能な職場なら約1週間、不可なら約2週間の休みが必要です。

完成するのは３ヶ月〜半年後

頬骨削り手術で骨が小さくなると、皮膚が余ります。

余った皮膚は、術後1ヶ月ではまだ約70%のフィットなので、浮腫みやぽっちゃり感が気になる時期です。

その後3ヶ月〜半年かけて、小さくなった骨格にフィットします。

皮膚のたるみが残ることも

ただし、皮膚のフィット力には個人差があり、たるみやぽっちゃり感が残る場合があります。

その場合は、症状に応じて追加の施術を検討していきます（別料金）。

頬骨削り手術と同時に、脂肪吸引、バッカルファット除去、糸リフトを行うことで、皮膚のたるみを予防できます。

その他のリスク・副作用

感染

すべての外科手術には感染リスクがあり、頬骨削りも例外ではありません。

感染率は1% 程度です。

感染が発生した場合、多くは抗生物質で改善しますが、まれに傷を開けて洗浄したり、チタンプレートの除去が必要になる場合もあります。

術前に慢性副鼻腔炎（蓄膿症）などの既往がある場合は、上顎洞内に膿が貯留していることがあり、術後の感染率が通常よりも高くなります。膿の貯留の有無は術前の CT 検査でチェックできます。

術前に慢性副鼻腔炎（蓄膿症）の既往がある場合、上顎洞内に膿が貯留していることがあり、術後の感染率が通常より高くなります。膿の有無は術前のCT検査で確認できます。

血腫

血腫はすべての外科手術で発生する可能性があり、頬骨手術では0.1〜1％程度で起こります。

術中の丁寧な止血で発生頻度を減らせますが、術後の血圧上昇などで再出血する場合があり、完全には防げません。

血腫が発生した場合、少量なら自然吸収を待ちますが、量が多い場合は皮膚から穿刺して吸い出したり、傷を少し開いて除去します。

感覚低下・痺れ

手術後に、眼窩下神経領域（中顔面）に感覚低下や痺れが生じる場合があります。

感覚低下は術後3ヶ月〜半年で徐々に改善します。

ビタミンB12内服で回復が早まります。

顔面神経麻痺

顔面神経側頭枝がもみあげ前縁近くを走るため、頬骨削り手術後、眉毛の動きやおでこのシワに左右差が生じることがあります（0.1%）。

ビタミンB12内服で回復が早まります。

頬骨削り手術｜価格・料金

手術にかかる総額は、下記①手術費用＋②麻酔費用＋③検査費用の合計金額です。（まず検査だけお受けになって、結果を見てから手術を受けるか否か決めることも可能です。）

①手術費用

基本操作（頬骨）

頬骨（基本料金）に含まれる内容は【頬骨削り】です。

	基本料金
通常価格	1,198,000円 (1,317,800円)
黒目隠しモニター	998,000円 (1,097,800円)
全顔モニター	898,000円 (987,800円)

カスタム操作（頬骨）

CT検査/3D骨格模型/シミュレーションの結果をみて、下記から必要なカスタム操作を加えます。

	カスタム料金
+頬骨骨切り （アーチインフラクチャー）	+200,000円 (220,000円)
+後方チタン固定	+200,000円 (220,000円)
+頬骨セットバック	+400,000円 (440,000円)
+アイホールボーン削り	+400,000円 (440,000円)

②麻酔費用

全身麻酔	200,000円 （税込220,000円）

③検査費用

CT検査	25,000円 （税込27,500円）
3D骨格模型	35,000円 （税込38,500円）
血液検査	15,000円 （税込16,500円）