オトガイ前方移動と後方移動、術後に唇が閉じづらいのはどっち?【輪郭クイズ】

オトガイ前方移動と後方移動では、どちらが手術直後に唇を閉じづらくなるか? コラム

「オトガイを前方移動する場合と後方移動する場合では、
術後まもない時期は、どちらの方が唇を閉じづらくなるでしょうか?」

少し専門的ですが、実は患者さんからよくいただく質問のひとつです。

さて、答えは――

オトガイを「前方移動」した場合の方が、圧倒的に唇は閉じづらくなりやすいです。

その理由を詳しく解説します。

なぜ前方移動の方が閉じづらいのか?

理由は主に3つあります。

① 筋肉が新しい位置に慣れていないため

オトガイ前方移動では、
下唇の周りの筋肉が、今までより前の位置に移動します。

すると術後しばらくは、

・筋肉がまだその位置に慣れていない
・動かそうとしても、思ったように動かない
・力の入れ方がわからない感じがする

という状態になりやすくなります。

一方、後方移動の場合は、
筋肉は「ゆるむ方向」に動くため、
動かしにくさを感じる方は比較的少なめです。

② 感覚と動きのズレが起きるため

前方移動では、
下唇と顎先の位置関係が大きく変わります。

そのため、

・触った感じが今までと違う
・「ここに口がある」という感覚がズレる
・うまく動かせない感じがする

といった違和感が、一時的に出やすくなります。

これは神経が傷んでいるというよりも、
脳が新しい配置に慣れるまでの
“戸惑い”のようなものです。

後方移動でも多少の違和感は出ますが、
位置の変化が比較的マイルドなため、
前方移動ほど強く感じることは少ない傾向があります。

③ 皮膚や粘膜が引っ張られるため

オトガイを前に出すと、
下唇の皮膚や粘膜も一緒に前に引っ張られます。

その結果、

・口を閉じるための“余裕”が一時的に減る
・何もしないと、わずかに口が開く
・意識しないと閉じにくい

という状態になります。

逆に後方移動では、
皮膚や粘膜は「余る方向」に動くため、
唇はむしろ閉じやすく感じる方が多いです。


実際の診療現場では?

体感的には、

  • 前方移動:8〜9割の方が「一時的に閉じづらい」
  • 後方移動:ほとんどの方は「閉じにくさなし」

というくらい、差があります。

つまり、

「術後すぐの唇の閉じづらさ」という点では、
前方移動の方が圧倒的に出やすいのが現実です。


でも一番大事なポイント

ここで強調したいのは、

この症状のほとんどは「一時的」だということです。

術後1〜2週間ほどは、

・腫れ
・感覚のズレ
・筋肉の慣れ

が重なって、誰でも閉じづらく感じます。

しかし、

手術後2週間以上が経ち、
徐々に筋肉が新しい位置に馴染んでくると、
オトガイ前方移動によって
むしろ「以前より唇が閉じやすくなる」ケースが多い

というのも、実際の臨床では非常によく経験します。


なぜ前方移動の方が、最終的に口唇閉鎖機能が改善するのか?

これは見た目だけの話ではなく、
骨と筋肉のバランスが大きく関係しています。

口輪筋が本来の位置で働けるようになる

下顎が後退している方では、
口を閉じる筋肉(口輪筋)が、
本来よりも後ろに引っ込んだ位置で働いていることがあります。

オトガイを前に出すことで、

・口輪筋の位置が前に出る
・無理な力を使わなくてよくなる
・自然に閉じられるようになる

という変化が起こります。

オトガイ筋に頼らなくて済むようになる

口唇閉鎖が弱い方は、
本来は使わなくてよいオトガイ筋を過剰に使って、
無理やり口を閉じているケースが多く見られます。

いわゆる「梅干しジワ」の状態です。

前方移動によって骨格バランスが整うと、

・オトガイ筋の出番が減る
・口輪筋だけで閉じられる
・力まず自然な表情になる

という変化が起こります。

下唇を支える“土台”ができる

オトガイ前方移動は、
下唇を支える骨の位置を前に作り直す手術でもあります。

これにより、

・下唇が後ろに落ち込まなくなる
・重力に逆らわず閉じられる
・口が「閉じやすい形」になる

という構造的な改善が起こります。


まとめ

術後すぐだけを見ると、

  • 前方移動 → 一時的に閉じづらい
  • 後方移動 → ほぼ問題なし

しかし中長期的には、

前方移動の方が、口唇閉鎖機能が改善する症例も多い。

術後早期の違和感から、
「これって失敗なのでは…?」と不安になる方も少なくありません。
ですが多くの場合、それは正常な回復過程の一部です。

時間とともに、
筋肉と感覚が新しい輪郭に適応していくことで、
機能的にも、見た目的にも、
より自然で楽な状態へと落ち着いていきます。


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銀座フェイスクリニックでは、患者様一人ひとりの美しさを大切に、丁寧なカウンセリングと安心の施術を提供しています。院長は外科医として24年の経験を持ち、クリニックは10年間、女性の輪郭や小顔に関するご相談を多く受けてきました(2026年2月現在)。院長が直接カウンセリングを行い、患者様のご希望に合わせた施術を分かりやすくご説明します。安心してご検討いただけるよう心がけておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。


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