エラ削りで正面顔が細くならない理由をCT画像で解説
エラ削りは、エラの張りに悩む方にとって魅力的な手術ですが、「顔を小さくする万能な方法」と考えるのは誤解です。この記事では、CT画像をもとに、エラ削りが正面顔の幅に与える影響と、顔を細く見せるための適切な方法を解説します。
エラ削りの効果と限界

エラ削り(下顎角形成 + 外板切除)は、エラの張りを改善し、横顔や斜め顔をシャープにする手術です。しかし、正面から見た顔の幅を小さくする効果はほとんどありません。カウンセリングでは、「骨を削れば顔が小さくなる」と期待する方が多いですが、実際はそう単純ではありません。
正面顔を細く見せたい場合、以下の方法をエラ削りと組み合わせると効果的です:
- 頬の脂肪吸引:浅い層の脂肪を減らす
- バッカルファット除去:深い層の脂肪を除去
- 咬筋縮小注射(エラボトックス):咬筋を小さくする
CT画像でわかる顔の幅の仕組み
CT画像を使って、正面顔の幅がどのように決まるのか見てみましょう。
CT画像の見方

CT画像は、顔を輪切りにしたような断面図です。以下は、下の歯の高さで輪切りにした画像のポイントです:
- 白い部分:下顎骨
- 赤い線:下顎骨の外側の位置(骨の幅)
- 黄色い線:ほっぺたの皮膚の位置(顔の幅)
- 黒いもや:脂肪(浅い層や深い層)
- 灰色の部分:咬筋(筋肉)
顔の幅を決めるのは骨ではない

CT画像を見ると、**赤い線(骨の幅)と黄色い線(顔の幅)**の間に大きな差があることがわかります。つまり、正面顔の幅は下顎骨ではなく、その上にある脂肪や筋肉によって決まるのです。
顔を細くするには脂肪と筋肉を減らす
正面顔を細くするには、以下の組織を減らす必要があります:
- 脂肪:浅い層は脂肪吸引、深い層はバッカルファット除去で対応
- 筋肉:咬筋縮小注射(エラボトックス)で咬筋を小さく
エラ削りの役割と併用治療の重要性
エラ削りはエラの張りを改善するのに有効ですが、正面顔を細くするには脂肪吸引、バッカルファット除去、咬筋縮小注射の併用が効果的です。小顔を目指す場合、骨・筋肉・脂肪のバランスを総合的に考えることが大切です。
まとめ

エラ削り単独では正面顔を細くするのは難しいですが、適切な治療を組み合わせることで理想の小顔に近づけます。骨格から軟部組織までトータルで考えた輪郭整形を希望する方は、ぜひ銀座フェイスクリニックにご相談ください。
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