【本日のご質問】
「骨切り・骨削り手術を受ける場合、お仕事は何日間休んだら良いですか?」
【回答】マスクできる職場なら5〜7日間のお休みをオススメします。
骨切り・骨削り手術後の腫れは3〜4日間がピーク
エラ削り・顎削り・Vライン形成・頬骨削り・口元のセットバックなど、骨切り・骨削り手術のカウンセリングをしていて、お客様から多い質問のひとつは、手術に伴うお仕事のお休み期間についてです。
骨切り・骨削り手術後の腫れは、3〜4日間がピークで、その間は軽快することはありません。
ピークを過ぎると、日増しに腫れは引いていきます。
術後5〜7日後はマスクがあれば目立たないレベル
術後5~7日間ほど経てば、マスクをしていれば目立たないレベルに軽快しますので、マスクができる職場であれば5〜7日間のお休みをオススメしています。
ただし、この時期はまだマスクを外すと、腫れは十分に分かるでしょう。
術後10〜14日たてばマスクがなくても大丈夫
マスクを外しても、腫れが目立たなくなるには、10〜14日ほど要します。
ですから、マスクが出来ない職場の場合は、10〜14日間のお休みをオススメしています。
接客業やメディアの仕事をしている場合
接客業やメディアのお仕事をなさっている場合は、状況によって更にお休みを延長する必要があります。
お客様ひとりひとりの状況に合わせて、カウンセリングでお休み期間をアドバイスさせて頂きますので、お気軽にご質問ください。
上顎より下顎の腫れの方が目立ちます。
良い機会ですので、骨切り・骨削り手術後の腫れについて、ちょっとした豆知識です。
一般的な傾向として、頬骨削り・上顎セットバックなど上顎の手術は、エラ削り・顎削り・Vライン形成・下顎セットバックなど下顎の手術と比べて、腫れが目立ちません。
なぜかというと、キーワードは「上顎洞(じょうがくどう)」です。
僕たちの頭蓋顔面骨には、骨を軽量化するために、いくつかのスペースが存在します。上顎洞はそのスペースの1つです。
頬骨削りや上顎セットバックでは、手術中に上顎洞が開き、そこに血液がたれ込んでいくために腫れが目立ちにくいのです。
ちなみに上顎洞と鼻腔は交通しているため、術後に上顎洞に溜まった血液が鼻から出てくることがあります。
一方、下顎骨にはそういったスペースはありませんので、血液の逃げ場がなく、腫れが目立つわけです。
さらに、頬骨や上顎セットバックの腫れは、重力で下に引っ張られて顔面下方に散らばっていくため、比較的早期に目立たなくなります。
一方、エラ削りや顎削りの腫れは下に広がりにくく(首に降りていって内出血が出ることはあります)、腫れが分散しにくいため目立つのです。
参考コラム
なお、骨切り・骨削り手術後の腫れの経過は、以下のコラムで実際の経過写真などがご覧になれます。
【症例写真】上下セットバック + 顎削り+ バッカルファット除去|口元を引っ込めて顎を短くする骨削り手術|術後11日間の腫れの経過
まとめ
エラ削り・顎削り・Vライン形成・頬骨削り・口元のセットバックなど骨切り・骨削り手術を受ける場合は、マスクが出来る職場なら5〜7日間、マスクが出来ない職場なら10〜14日間、接客業やメディアの仕事をなさっているなら状況に合わせてさらに長めにお休みをとると良いでしょう。
なお、こちらのお休み期間は、なるだけ周囲の方に腫れを気づかれないようにするためのアドバイスですので、手術を受けることをカミングアウトしていてバレても全然構わないということであれば、2〜3日のお休みでも全く問題ないかと思います。
状況に合わせた個別の相談にも乗りますので、カウンセリングにいらした際に遠慮なくお尋ねください^o^
ご予約はこちらから
お電話でのご予約
03-6274-6309
(電話受付:診療日の11〜20時)