3D骨格モデル|エラ削り・顎削り・Vライン形成の術前検査
小顔・輪郭整形専門の銀座フェイスクリニック(東京都中央区銀座7-11-6)では、エラ削り・オトガイ削り・Vライン形成など、下顎骨(かがくこつ)の骨削り・骨切りを行う際には、術前に3D骨格モデルを作成しています。
CT検査のデータを工場へ送ると、原寸大の骨格モデルがクリニックに届きます。(CT検査から模型の到着まで7~10日間ほどかかります。)
ちなみにこちらの模型は、NaCl すなわち「塩」で出来ています。(業者さん曰く、僕たちがよく口にしているような塩とは少し異なり、工業用の「高価」な塩だそうです。)
骨削り手術において、術前にこちらの3D骨格モデルを作成するメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1 安全でハイクオリティなエラ削り・顎削りをバックアップ
エラ削り・オトガイ削り・Vライン形成など下顎骨の骨削り手術をおこなう際に最も大切なことは、手術操作中に「神経を傷つけてはならない」というルールです。
下顎骨の内部には、下歯槽神経管(かしそうしんけいかん)という神経の通るトンネルがあり、その中を神経が走行しています。
写真をご覧いただくと、下顎骨に溝を彫ってあるのがお分かりになると思いますが、こちらの溝は下歯槽神経管の位置と深さを、原寸大で再現したものです。
3D骨格モデルが普及する以前は、レントゲンやCT検査の結果をもとに「ここらへんに神経管があるはずだ」と、術者の知識と経験でイメージしながら手術が行われていました。
ただし、どんなに熟練した外科医であっても、イメージはぶれることがあります。
このように実寸大の模型をつくってしまえば、イメージするまでもなく下歯槽神経管の走行は一目瞭然です。
手術時に、こちらの模型を傍らに置いておけば神経管の位置はすぐに確認できますし、神経管の位置をトレースしたラミネート素材を下顎骨に被せることにより、神経管の位置を直視下に確認することも可能です。
一般的に、熟練した技術者ほど「勘」に頼る傾向があり、未熟な技術者ほど「データ」に頼る傾向がありますが、自分の勘をデータで検証して補正していくことが大切です。
執刀医の勘とデータをブラッシュアップして、エラ削り・顎削りの安全性とクオリティを高めるためには、3D骨格モデルは必要不可欠な検査であると考えます。
2 お客さまと執刀医でカットラインを共有
出来上がった骨格モデルにカットラインのデザインを施すことにより、お客さまと執刀医でカットのイメージを共有することができます。
銀座フェイスクリニックでは、3D骨格モデルが出来上がったら、手術前日までに一度ご来院いただいて、どのようなラインで 骨をカットするか、お客様と模型を見ながら詳しく打ち合わせるようにしています。
打ち合わせでは、お客さまが「どのようになりたいのか」という希望をうかがって、お客さまの希望と技術者としての見解を擦り合わせていきます。
どのようにカットすればお客さまの理想に最も近づくことが出来るか、お客様と執刀医で、カットラインのイメージを共有していくことが大切です。
そのためのツールとして、3D骨格モデルはとても有用なものだと考えています。
希望手術日の2週間前までにCT検査を受けてください
お客様がCT検査を受けてから、3D骨格モデルが当院に届くまで7~10日間ほどかかりますので、なるだけ手術希望日の2週間前までに CT 検査を受けるようしてください。
CT検査のご予約は、カウンセリング後にクリニックのスタッフが行います。
遠方からお越しになるお客さまで、なるだけ通院日数を減らしたい場合には、カウンセリングと同日の CT 検査も可能です。
(予め、カウンセリングご予約時に、同日に検査希望であることをお伝え頂ければ、スムーズに検査を受けられるように便宜を図ります。)
何かご不明点があれば、下記コンタクトフォーム、メール(ginza.face2016@gmail.com)、お電話にてお気軽にお問い合わせください ^o^
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