広範囲下顎角形成では「回し切り」と「直線切り」、どちらを選ぶべきか?
広範囲下顎角形成(いわゆるエラ削り)を行う際に、
「回し切り(カーブを描くカットライン)」と「直線切り」、どちらが良いのですか?
というご質問をよくいただきます。
この問いに対する答えは、ずばり——
ケースバイケースです。
手術前の下顎骨の形状によって、
回し切りを選択すべき場合もあれば、
直線切りが適している場合もあります。
実際の症例におけるカットラインの選択
ここで、実際に私(奥田)が担当したエラ削り症例の
カットラインをご覧ください。

この症例では、
回し切り(カーブを描くカットライン)を選択することによって、
より自然で美しい輪郭を作ることができました。
もし直線切りを選択していたらどうなったか?
では、この症例において
**直線切り(赤い線)**を選択していたら、
どのような結果になっていたでしょうか。

残存する骨の形を考えると、
・下顎角が後方へ下がってしまう
・フェイスラインが不自然になる
・全体としてアンバランスな下顎骨になる
などの問題が生じてしまったことでしょう。
回し切りと直線切りに優劣はありません
回し切りと直線切りは、
「どちらが良い」「どちらが優れている」
という比較をするものではありません。
大切なのは、
その方の骨格にとって、
どのカットラインが最も美しく仕上がるか
を見極めることです。
広範囲下顎角形成で最も大切なこと
広範囲下顎角形成を行う場合、
・手術前の骨格
・切り取る骨の形ではなく、残存する骨の形
・正面、斜め、横顔すべてのバランス
を総合的に考慮したうえで、
症例ごとに最適なカットラインをデザインすることが、
非常に重要だと考えています。
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