口ゴボ(上下顎前突)がある方は、口元の突出感だけでなく、鼻翼基部のくぼみ(いわゆる“貴族部位”の陥凹)を気になさることが少なくありません。
そのため、鼻翼基部を立体的に整える「貴族プロテーゼ(鼻翼基部プロテーゼ)」をご希望されるケースは非常に多くあります。
しかし実際には、貴族プロテーゼによって改善するのは“鼻翼基部の凹み”であり、口ゴボそのものが改善するわけではありません。
そのため後になって、「やはり口元全体を下げたい」と考え、上下顎セットバック手術をご希望される方も少なくありません。
上下顎セットバックを行う場合、貴族プロテーゼは抜去が必要
上下顎セットバックを行う際には、既存の鼻翼基部プロテーゼは原則として抜去が必要になります。
理由は主に2つあります。
① 感染リスクを下げるため
上下顎セットバックでは骨切りを行い、チタンプレートによる固定を行います。
その状態で鼻翼基部に人工物(プロテーゼ)が存在すると、感染のリスク因子となる可能性があります。
万が一感染が生じた場合、チタンプレートの抜去が必要になるケースもあるため、術後の安全性を考慮すると、感染リスクはできる限り低くしておきたいところです。
② 骨格変化によってプロテーゼが安定しなくなるため
上下顎セットバックでは、骨を後方へ移動させることで骨の段差(STEP)が生じます。
その結果、もともとの骨格に合わせて作られていたプロテーゼが安定しなくなり、浮きやズレ、輪郭不整を起こす可能性があります。
そのため、セットバック後も同じプロテーゼをそのまま維持することは基本的に困難です。
上下顎セットバック後、鼻翼基部はどうなるのか?
実際には、上下顎セットバックによって口元全体が後退すると、それに伴って鼻翼基部の陥凹感が目立たなくなるケースが多くあります。
つまり、「口元の突出」が改善することで、相対的に鼻翼基部とのバランスが整うのです。
一方で、セットバック後も鼻翼基部の凹みが気になる場合には、以下の方法が選択肢になります。
- 鼻翼基部〜法令線へのヒアルロン酸注入
- 脂肪注入
これらは骨格が安定した後に微調整として行うことで、より自然なバランスに整えることが可能です。
まとめ
貴族プロテーゼは、鼻翼基部の陥凹を改善する有効な施術ですが、口ゴボそのものを改善する治療ではありません。
将来的に上下顎セットバックの可能性がある場合には、
- 先に骨格治療を行うべきか
- まずはプロテーゼで補正するべきか
を含めて、治療計画を慎重に検討することが重要です。
顔貌のバランスは「一部分」だけではなく、骨格全体との調和で決まります。
鼻翼基部、口元、Eラインを総合的に診断したうえで、最適な治療をご提案いたします。
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