骨切り手術をご検討中の患者様から、
「抜糸は必要ですか?」
「吸収糸なら、そのままでも大丈夫では?」
というご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、当院では骨切り手術後に“抜糸をおすすめ”しています。
今回は、その理由について分かりやすく解説します。
骨切り手術では糸を使い分けています
骨切り手術では、切開する部位や傷の状態に応じて、
- 非吸収性の糸(自然には溶けない糸)
- 吸収性の糸(時間とともに体内で分解・吸収される糸)
を適切に使い分けています。
非吸収性の糸を使用した場合は、当然ながら抜糸が必要になります。
一方で、吸収性の糸は理論上そのままでも問題ありません。しかし当院では、吸収糸を使用した場合でも、術後1週間前後での抜糸をおすすめしています。
なぜ吸収糸でも抜糸をおすすめするのか?
理由は大きく2つあります。
① 口腔内を清潔に保ちやすくなるため
骨切り手術では、お顔に傷が残らないように、お口の中を切開します。
口腔内は常に細菌が存在する環境であり、縫合糸の周囲には汚れや細菌が付着しやすくなります。
抜糸をおこなうことで歯磨きやうがいなどの衛生管理がしやすくなり、感染リスクの低下につながります。
② 傷の治癒を妨げにくくなるため
縫合糸は、身体にとっては「異物」です。
もちろん医療用として安全性の高い糸を使用していますが、必要な期間を過ぎても糸が残っていると、炎症が長引いたり、治癒を妨げたりすることがあります。
術後1週間程度で傷が安定していれば、不要になった糸は取り除いた方が、その後の治癒がスムーズになるケースが多いと考えています。
抜糸は痛いですか?
抜糸前になると、
「抜糸はかなり痛いですか?」
と不安に感じる患者様も少なくありません。
実際には、“まったくの無痛”とは言えませんが、多くの場合、強い痛みを伴う処置ではありません。
また、骨切り手術後は、お口の中や口周囲の感覚が一時的に鈍くなっている時期でもあります。
これは術後の腫れや神経周囲の反応によるもので、感覚の回復には数週間〜数か月かけて徐々に改善していくことが一般的です。
そのため、術後1週間前後の抜糸では、強い鋭い痛みとして感じにくい患者様が多い印象です。
もちろん、感じ方には個人差がありますので、痛みに敏感な方には途中で休憩を挟みながら、できるだけ負担が少ないよう丁寧に抜糸をおこなっています。
当院では執刀医である私自身が責任を持って抜糸を担当していますので、ご不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
まとめ
骨切り手術後は、傷の状態を安定させ、感染リスクを下げるためにも、術後1週間前後での抜糸をおすすめしています。
特に口腔内の傷は、衛生管理が非常に重要です。
適切なタイミングで抜糸をおこなうことで、
- 衛生管理がしやすくなる
- 感染リスクを下げやすくなる
- 傷の治癒をスムーズにしやすくなる
といったメリットが期待できます。
抜糸に対して不安を感じる方もいらっしゃいますが、多くの場合は短時間で終わる処置です。
術後の経過をより良くするためにも、一緒に頑張っていきましょう。
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銀座フェイスクリニックでは、患者様一人ひとりの美しさを大切に、丁寧なカウンセリングと安心の施術を提供しています。院長は外科医として25年の経験を持ち、クリニックは11年間、女性の輪郭や小顔に関するご相談を多く受けてきました(2026年6月現在)。院長が直接カウンセリングを行い、患者様のご希望に合わせた施術を分かりやすくご説明します。安心してご検討いただけるよう心がけておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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