お口元の出っ張り(前突)を改善するために「上下セットバック(ASO: anterior segmental osteotomy)」を行うと同時に、術後の頬っぺたのポッチャリ感の予防として「頬と頬骨上の脂肪吸引」および「バッカルファット除去手術」を行った症例の Before → After です。

【症例写真】上下セットバック+頬と頬骨上の脂肪吸引+バッカルファット除去手術

症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。

また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。

術前→術後2週目|正面

上下セットバック症例写真-術前(正面)上下セットバック症例写真-術後2週(正面)

術前→術後2週目|斜め

上下セットバック症例写真-術前(斜め)上下セットバック症例写真-術後2週(斜め)

術前→術後2週目|側面

上下セットバック症例写真-術前(側面)上下セットバック症例写真-術後2週(側面)

【解説】上下セットバック(ASO)とは?

上下セットバックは、「歯茎の骨を後ろに下げる手術」です。

美容整形の世界ではセットバックと呼ばれていますが、anterior segmental osteotomy(ASO)が正式名称です。

名前が示す通り、「前歯(anterior)の歯茎の骨」を「部分的に(semental)=前歯6本分で」「カットして後ろに下げる手術(osteotomy)」です。

1. 上下左右の4番目を抜歯します。

歯茎の骨を後ろに下げるスペースを確保するために、上下左右4番目の抜歯から手術はスタートします。

もちろん、抜歯する前に全身麻酔がかかりますので、お客様は一切痛みを感じることはありませんのでご安心ください。

歯は「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる歯茎の骨に埋まっていますので、抜歯することによって歯槽骨に歯1本分の溝を掘ることができます。

上の骨格模型の写真でピンク色の斜線で示す通りに、上下左右に4本の溝を掘ります。

左右の溝をつなげると、前歯6本分の歯茎の骨が自由に動かせるようになります。

(左右の溝をつなげる際に、模型写真のように縦方向にも溝を掘るようにすれば、その幅の分、上顎の歯茎を短くすることも可能です。)

2. チタンプレートとスチールワイヤーで固定します。

歯茎の骨をベストポジションに後退させたら、チタンプレートとスチールワイヤーで固定します。

チタンプレートは歯茎の中に隠れてますし、チタンは人体内での安定性がとても高い金属ですから、トラブルがない限り、抜去する必要はありません。

スチールワイヤーは、3番目と5番目の歯の根元を「8」の字にくくるように固定します。

スチールワイヤーは歯茎の外側になりますので、術後2~3ヶ月ほどして骨が固まってきたら外します。

3. 術後に歯科治療で仕上げます。

術後2~3ヶ月経ってスチールワイヤーを外したら、歯科治療で仕上げていきます。

歯科治療では、前歯6本の歯並びや、上下の位置関係を整えたり、3番目と5番目の間(抜歯した4番目)のスペースを埋めたりしていきます。

セットバック術後の歯科治療には、「セラミッククラウン(差し歯)」「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正(インビザライン)」がありますが、歯の大きさや角度、色調などを自由に設定できる点において、セラミッククラウンを推奨しています。

セットバック後の歯科治療には技術と経験が必要となりますので、近所の歯医者さんではなく、当院提携歯科での治療をお勧めいたします。

手術と歯科治療、どちらを選ぶべきか。

出っ歯や、お口元の出っ張り(前突)に悩んでいるお客様にとって、「上下セットバック(ASO)」は根本的な解決方法となります。

こちらのお客様の場合、上下セットバックを行うと同時に、術後の頬っぺたのポッチャリ感を予防するために、「頬と頬骨上の脂肪吸引」および「バッカルファット除去手術」を行いました。

カウンセリングで、「手術と歯科治療のどちらを選ぶべきですか?」という質問を頂く機会が多いです。

その答えは明確です。

お口を開いている時に見える「歯並び」を改善したいのであれば歯科治療、お口を閉じているときの「顔貌(フェイスライン)」を改善したい場合は外科治療(セットバック)が必要です。

歯列の治療では、歯の角度を変えることは出来ても、歯茎の骨の位置を変えることは出来ないので、唇を閉じているときのフェイスラインの改善を得ることはできません。

このようなリアルな情報は、インターネットで検索しているだけは、なかなか得ることが出来ません。

お口元のこんもり感に悩んでいて、上下セットバックを検討しているお客さまは、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

当院では、いきなり手術を勧めることはいたしません。

まずは上下セットバックのメリットやデメリットについて、骨格の模型などもご覧いただきながら、詳しく説明させて頂きます。

お客様の状態や希望が手術とマッチしない場合は、手術をお断りすることもありますので、予めご了承ください。

カウンセリングの結果、お客様が手術を希望なさるようであれば、全力で執刀させて頂くことをお約束いたします。

上下顎セットバック|術後の経過・リスク

術後の腫れ

上下セットバック術後には、しばらくの間、手術部位(お口周り)が腫れてしまいます。

腫れのピークは術後3日間くらいで、その間は軽快しません。

むしろ浮腫みなども伴って、やや腫れが増えて見えることも珍しくありません。

ピークを過ぎると、日毎に腫れは落ち着いていきます。

術後1週目には、マスクをすれば問題なく隠せる程度に改善します。

まだまだマスクをしないと腫れが目立つでしょう。

術後2週間が経つと、マスクを外しても、ほとんど腫れは目立たなくなります。

その後、2~3ヶ月くらいかけて、小さくなった骨格めがけて少しずつ皮膚がフィットしていきます。

ただし、フィット力には個人差があるため、術後のたるみが気になることもあります。

たるみが残った場合には、リフトアップ・脂肪吸引・脂肪溶解注射などで治療します。

術後の痛み

痛みの程度は、腫れの大きさとほぼ比例します。

最初の3日間くらいは、ややしんどいかと思います。(鎮痛剤を処方いたしますので、そちらで凌いでください。)

3日間のピークを過ぎると、日毎に痛みは軽快し、術後2週間くらいで落ち着きます。

感覚低下

上下セットバック術後には、しばらくの間、手術操作の範囲(前歯・歯茎・唇・頬や口周り)の感覚が低下します。

感覚低下は、術後日が経つにつれて少しずつ回復して、平均3ヶ月〜半年ほどかけてほとんど気にならないレベルにおさまります。

感染・血腫・縫合不全について

上下セットバック術後のリスクとして、手術部位の感染や血腫が発生する可能性があります。(1%未満)

感染とは、手術部位に細菌が入り込んで化膿してしまうことです。

血腫とは、手術部位に、自然吸収される許容範囲を超えて血液が溜まってしまうことです。

感染や血腫が発生すると、通常(約2週間)よりも腫れが長引いてしまったり、診察のために通院する日数が増えたりします。

いずれの場合も、軽度であればお薬で軽快しますが、程度が強かったり長引いたりすると、お傷が開いてしまう可能性があります。

そのようにお傷が開いてしまうことを縫合不全(ほうごうふぜん)と言います。

縫合不全を来たした場合は、お傷の洗浄などをしないと回復しないことがあり、さらに通院日数が増えてしまいます。

睡眠不足や栄養不足などがあると抵抗力が弱り、感染や血腫などが発生しやすくなりますので、術後はしっかり休養をとるように努めましょう。

顔面神経麻痺

ごく稀に(0.1%未満)、術後に顔面神経麻痺をきたす可能性があります。

顔面神経麻痺とは、左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなってしまい、そのため表情の左右差が出ている状態です。

発生した場合の治療方法は、ビタミンB12製剤およびATP製剤の内服と、お顔を動かすリハビリです。

回復までの期間は、平均3ヶ月〜9ヶ月ほどになります。

価格表(税別)

上下セットバック|価格表

通常価格 1,698,000円
目隠しモニター 1,298,000円
全顔モニター 898,000円
全身麻酔
(必須)
150,000円〜
術前検査
(必須)
CT
30,000円
血液検査
15,000円

お顔の脂肪吸引|価格表

通常価格
頬骨上
298,000

398,000
目隠しモニター
頬骨上
198,000

298,000
全顔モニター
頬骨上
98,000

198,000

バッカルファット除去手術|価格表

通常価格 348,000
目隠しモニター 248,000
全顔モニター 148,000

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