エラボツリヌストキシン注射とエラ咬筋縮小術(RF焼灼法)の違いについて

エラ咬筋縮小術(RF焼灼法)とエラボトックスの違い ブログ

エラの張りの原因として、咬筋(こうきん)と呼ばれる咀嚼筋の発達が関与している場合、銀座フェイスクリニックでは主に以下の2つの選択肢があります。

①エラボツリヌストキシン注射
②エラ咬筋縮小術(RF焼灼法)

    今回は、それぞれの治療の違いについて解説します。

    ① エラボツリヌストキシン注射

    ― 咬筋肥大に対する第一選択治療 ―

    まず基本となるのは、注射で行えるエラボツリヌストキシン治療です。

    咬筋は、噛みしめる時に働く筋肉であり、食いしばりや歯ぎしりの習慣などによって発達すると、エラの張りとして外見に現れます。

    ボツリヌストキシンを咬筋へ注射すると、筋肉の過剰な収縮力が弱まり、いわゆる「力こぶ」のような張り感が減少します。

    【1st STEP】

    まずは“力こぶ”を減らす

    初回治療では、筋肉の収縮力が低下することで、咬筋の張り出しが弱まり、フェイスラインのボリューム感が軽減します。

    その結果、

    • エラの横方向への張り出しが減る
    • 下顔面がすっきり見える
    • フェイスラインがシャープになる

    といった変化が期待できます。

    【2nd STEP】

    継続治療による「廃用性萎縮」

    さらに3〜4ヶ月間隔で、まず3回ほど継続的に治療を行うことで、咬筋自体が徐々に細くなっていきます。

    一般的には「逆筋トレ効果」と表現されることもありますが、医学的には「廃用性萎縮(disuse atrophy)」と呼ばれる変化です。

    筋肉は使われる頻度が減ると、徐々に筋線維が細くなる性質があります。

    その結果、

    • より高い小顔効果
    • フェイスラインの定着
    • 元に戻りづらい状態

    が期待できるようになります。

    そのため、咬筋肥大によるエラ張りに対しては、まず低侵襲なボツリヌストキシン治療が第一選択となります。


    ② エラ咬筋縮小術(RF焼灼法)

    ― エラ削りと併用される補助的治療 ―

    エラの骨切り・骨削り手術(下顎角形成術)を行う場合には、必要に応じて「エラ咬筋縮小術(RF焼灼法)」を併用することがあります。

    これは、骨切り手術の際に、骨膜側から咬筋深層へ高周波(RF)を通電し、熱作用によって筋肉を凝固・収縮させる治療です。

    RF(radiofrequency)によって生じる60〜70℃程度の熱エネルギーにより、筋組織を焼灼収縮させます。


    エラボツリヌストキシン注射とRF焼灼法の違い

    両者はどちらも咬筋へアプローチする治療ですが、その作用の考え方は異なります。

    エラボツリヌストキシン注射

    → 咬筋の「厚み(bulk)」を減らす治療

    エラ咬筋縮小術(RF焼灼法)

    → 咬筋の「幅(breadth)」や付着形態を小さな骨格へ適応させる補助的治療

    というイメージです。


    なぜRF焼灼法を併用するのか?

    エラ削りでは、下顎角の骨を小さくします。

    すると当然、咬筋が付着している骨の面積も小さくなります。

    本来であれば、筋肉側も新しい骨格に合わせて自然に小さくフィットして欲しいわけです。

    人体には優れた組織適応能力が備わっているため、特別な処置を行わなくても、時間経過とともに咬筋は徐々に新しい骨格へ適応していきます。

    しかし、手術中に剥離視野から見える咬筋深層へRFを照射しておくことで、

    • 咬筋の収縮
    • 瘢痕化
    • 骨格への再適応

    が促され、より小さくなった下顎骨形態へフィットしやすくなると考えられます。


    咬筋切除はどうなのか?

    「筋肉を小さくしたいのであれば、直接咬筋を切除すればよいのではないか」と考えられることもあります。

    しかし、咬筋切除には慎重な適応判断が必要です。

    理由として、

    • 顔面神経下顎縁枝損傷のリスク
    • 過度な萎縮による凹凸変形
    • 不自然な陥凹
    • 非可逆的な変形

    などの問題があり得るためです。

    特に顔面神経下顎縁枝は、口角運動に関与する重要な神経であり、損傷すると口元の左右差が残る可能性があります。

    そのため当院では、咬筋に対して「過度に切除する」という考え方ではなく、

    • ボツリヌストキシンによる機能調整
    • RF焼灼法による適度な収縮誘導
    • 骨格とのバランス調整

    を重視しています。

    つまり、咬筋を“取りすぎる”のではなく、骨格変化に対して自然にフィットしやすい環境を整える、という発想です。


    まとめ

    エラ治療では、

    • 骨格
    • 咬筋
    • 皮下脂肪
    • 皮膚の厚み

    を総合的に評価することが重要です。

    特に咬筋肥大が主体の場合には、まず低侵襲なエラボツリヌストキシン注射が第一選択となります。

    さらに、骨切り・骨削りを伴う輪郭形成術を行う場合には、必要に応じてRF焼灼法を組み合わせることで、より洗練されたフェイスライン形成を目指すことがあります。

    また実際には、「骨格タイプ」と「筋肉タイプ」が完全に分かれているわけではなく、その両方を伴っているケースも少なくありません。

    そのため、エラの張り感でお悩みの方は、ご自身の骨格・筋肉・軟部組織のバランスを含め、専門的な診察を受けてみるとよいでしょう。


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