美容外科(骨切り手術)のカウンセリングで、比較的よくいただく質問のひとつです。エラ削りやVライン形成(エラ〜オトガイにかけての骨切り手術)など、腫れが気になる手術を受けられる方にとっては、とても重要なポイントですよね。
結論からお伝えすると、
「長く入れておけば入れておくほど腫れが早く引く、というわけではありません。」
むしろ多くのケースでは、適切なタイミング(手術翌日〜翌々日)で早めに抜去した方が、トータルの経過は良好です。
ドレーンの本来の役割とは?
ドレーンの目的はシンプルで、
- 術後早期にたまる血液や滲出液を外に出す
- 血腫や漿液腫を予防する
という「初期の排液管理」にあります。
特に手術後24時間前後が、出血や滲出のピークです。このタイミングを安全に乗り切るためにドレーンを使用します。
「長く入れる=腫れが引く」は半分正解
確かに、ドレーンによって余分な液体が排出されることで、初期の腫れを軽減する効果はあります。
ただしここで重要なのは、
腫れのすべてが“排液できるもの”ではないという点です。
術後の腫れには大きく分けて、
- 血液・滲出液による腫れ
- 炎症による浮腫(細胞外液)
の2種類があります。
ドレーンが有効なのは前者ですが、時間の経過とともに腫れの主体は後者(炎症性浮腫)へと移行していきます。
つまり、
ドレーンを長く入れていても、炎症による腫れまではコントロールできません。
長く入れることのデメリット
一方で、ドレーンを長期間留置することで、次のようなデメリットが出てきます。
- 感染リスクの上昇
- チューブ接触による口唇・口角のトラブル(褥瘡など)
- ドレーン自体が刺激となり炎症が長引く可能性
- 患者さんの不快感やストレス
特に口腔内からドレーンを出している場合は、衛生面の観点からも長期留置は不利です。
実際の抜去タイミング
当院では、
- 排液量が十分に減少している
- 血性から漿液性へと変化している
- 明らかな腫脹の増悪がない
といった条件を満たせば、
術後1〜2日程度での抜去を基本としています。
もちろん、出血が多かった症例や排液が多い場合には、状態に応じて延長することもありますが、
「念のため長く入れておく」という考え方は基本的には取りません。
まとめ
- ドレーンは「初期の排液管理」が目的
- 長く入れても炎症性の腫れまでは抑えられない
- むしろ感染やトラブルのリスクが増える
- 条件が整えば早めに抜去する方が経過は良好
術後の腫れを抑えるためには、
- 適切な圧迫固定
- 姿勢管理(頭部を心臓より高く保つ)
といった基本的なケアが非常に重要です。
ドレーンはあくまでその一部を担うものであり、「長く入れておくこと」自体が腫れを早く引かせる決定的な要因ではありません。
患者さんそれぞれの状態を丁寧に評価しながら、最適なタイミングで抜去することが大切です。
ご不安な点があれば、カウンセリング時にわかりやすくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
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銀座フェイスクリニックでは、患者様一人ひとりの美しさを大切に、丁寧なカウンセリングと安心の施術を提供しています。院長は外科医として24年の経験を持ち、クリニックは11年間、女性の輪郭や小顔に関するご相談を多く受けてきました(2026年4月現在)。院長が直接カウンセリングを行い、患者様のご希望に合わせた施術を分かりやすくご説明します。安心してご検討いただけるよう心がけておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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