口ゴボや受け口に悩む方へ:上下顎セットバックと両顎手術、どちらを選ぶべき?

院長の奥田がお答えします。
回答: 「口ゴボ」と呼ばれる上下顎前突には上下顎セットバック、反対咬合(受け口)には両顎手術が適しています。
上下顎セットバックとは?
上下顎セットバック(ASO:Anterior Segmental Osteotomy)は、前歯6本分の歯茎の骨を後ろに下げ、口元の突出感(いわゆる「口ゴボ」)を改善する手術です。
口ゴボ(上下顎前突)の特徴
- 歯茎が前に出ることで口元がこんもりした状態を指し、一般的に【口ゴボ】と呼ばれます。
- 東洋人に多く見られる傾向があります。
口ゴボの原因の一例
成長期に舌で歯茎を押す【舌癖】が影響する可能性があります(おしゃぶりなども関連が指摘されますが、原因は完全には解明されていません)。
手術のポイント
口ゴボは前歯の骨が突出している状態(上下顎前突)なので、前歯6本分の骨を後ろに下げるセットバックが適しています。
両顎手術とは?
反対咬合(受け口)は、下顎骨が上顎に対して前方にずれている状態です。この場合、以下の手術が行われます:
- SSRO:下顎骨全体を後ろに下げる。
- Le Fort I:上顎も同時に動かし、上下のバランスを整える。
両顎手術の特徴
- 出血量が多く、輸血が必要な場合や、術後の腫れによるリスク(例:窒息)がまれにあります。
- 大学病院や総合病院など、緊急対応が可能な施設での両顎手術が推奨されます。
- 民間クリニックや海外での両顎手術は、医師の常駐やアフターフォローが不足する場合があるため、慎重な検討が必要です。
口ゴボと受け口、どちらの手術を選ぶべき?
- 口ゴボ(上下顎前突):セットバックが適しています。
- 反対咬合(受け口):両顎手術(SSRO+Le Fort I)が適しています。
注意点
- 口ゴボや受け口の手術は、誰でも受ければ必ず綺麗になるというものではありません。ご自身の状態に合った手術を選ぶことが重要です。
- 手術にはリスクやデメリットがあり、発生頻度や程度も異なります。これらを十分に理解して検討しましょう。
- ご自身での手術適応の判断は難しい場合があります。クリニックで医師に相談することをおすすめします。
口ゴボや受け口でお悩みの方は、銀座フェイスクリニックへお気軽にご相談ください😊
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