昨日のブログでは、オトガイ形成(顎先形成)の腫れは落ち着くまでに時間がかかることをお伝えしました。
オトガイ形成は骨を移動する手術ですので、二重整形やヒアルロン酸注入などと比較すると、どうしてもダウンタイムは長くなります。
そのため、
「そんなに腫れるのであれば、オトガイの手術はやらない方がいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。
私はそうは思いません
私は、必要な方にとってはオトガイ形成は積極的に検討すべき手術だと考えています。
もちろん、ダウンタイムが長いことは事実です。
しかし、それを差し引いてもオトガイが顔全体の印象に与える影響は非常に大きいからです。
オトガイは人間だけが持つ特別な輪郭です
以前のブログでもご紹介しましたが、サルやゴリラには「オトガイ隆起(mental eminence)」がありません。
オトガイは、人間だけが持つ非常に特徴的な骨格構造です。
進化学的な意味についてはさまざまな説がありますが、少なくとも現在の私たちが「人間らしい顔立ち」と感じるうえで、オトガイが重要な役割を果たしていることは間違いありません。
オトガイは顔の印象に大きな影響を与えます
オトガイは顔の中でも決して大きなパーツではありません。
しかし、その位置や形状は顔全体の印象に大きく影響します。
Eラインを整える
横顔を評価するときによく用いられるのがEラインです。
鼻先と顎先を結んだラインに対して口元がどの位置にあるかを見る指標ですが、オトガイが後退していると口元が突出して見えやすくなります。
適切にオトガイを前方へ出すことで、横顔のバランスが大きく改善することがあります。
正面から見た輪郭をシャープにする
オトガイは正面輪郭にも影響します。
顎先が小さい場合や短い場合には、顔の下半分がぼんやりした印象になることがあります。
一方で適切なオトガイ形成を行うことで、フェイスライン全体が引き締まって見えることがあります。
知的で若々しい印象につながる
オトガイが十分に発達している顔立ちは、知的で洗練された印象を与えることがあります。
また、加齢によって輪郭が曖昧になった場合にも、顎先の存在感は顔全体の印象に影響します。
そのためオトガイは、美容外科的にも非常に重要なパーツのひとつだと考えています。
「腫れるからやらない」ではなく「必要なら受ける」という考え方
もちろん、オトガイ形成にはダウンタイムがあります。
手術後しばらくは腫れますし、完成までには時間もかかります。
しかし私は、
「腫れるからやらない」
という考え方よりも、
「必要な手術であれば、ダウンタイムを理解したうえで受ける」
という考え方の方が良いのではないかと思っています。
仕事や学校、イベントなどとの兼ね合いを考えながら十分なスケジュールを確保し、余裕を持って手術を受ける。
その方が結果として満足度も高くなりやすいでしょう。
まとめ
オトガイ形成は確かに腫れが長引きやすい手術です。
しかしその一方で、顔全体の印象を大きく変える力を持つ手術でもあります。
横顔のEライン、正面輪郭のシャープさ、そして人間らしい顔立ち。
これらに大きく関わるのがオトガイです。
人間らしい輪郭を作るうえで、オトガイは最重要パーツのひとつです。
だからこそ私は、
「腫れるから避ける」のではなく、「必要であればダウンタイムを理解したうえで受ける」
という考え方をおすすめしています。
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