バッカルファット除去について
バッカルファットとは？
バッカルファットは、頬にぶら下がっている脂肪のことです。
確認方法：鏡を見ながら頬を口の中に吸い込むと、凹む部分がバッカルファットの位置です。
バッカルファット除去手術
- 手術方法：頬の内側に3～4mmの小さな切開を入れ、そこからバッカルファットを引っ張り出します。
- 所要時間：慣れた医師なら片側約5分で終わる低侵襲な手術です。
- 縫合：口内の傷は吸収糸で1～2針縫合。糸は自然に吸収されるため、抜糸は不要です。
- 麻酔：痛みや腫れを抑えるため、静脈麻酔をお勧めします。
バッカルファット除去の効果
- 加齢や体重の増減で皮膚がゆるむと、バッカルファットが下にずり下がり、頬が膨らんで見えたり、「ブルドック顔」の原因になります。
- 効果：
- 小顔・顔痩せ効果
- ブルドック顔の予防・改善
以下は、奥田医師が執刀したバッカルファット除去の症例写真です。
バッカルファット除去の症例写真
症例写真は、手術による変化の一例であり、全てのお客様に同等の効果をお約束できるものではありません。また、施術費用やリスクについては、当頁内に記載がございますのでご覧ください。
院長の奥田が担当しました😀
手術前後の写真を比較すると、頬が大きくスッキリしたのがわかります。
バッカルファット除去後、頬の皮膚は2〜3ヶ月かけて徐々に引き締まります。
以下は、術前〜6日後〜1ヶ月後の時系列で見た術後の経過です。
バッカルファット除去手術の効果
小顔・顔痩せ効果とブルドッグ顔の予防・改善という2つの主要な効果をわかりやすく解説します。
1. 小顔・顔痩せ効果
バッカルファットは、頬の内側にある脂肪の塊で、口の中で頬を吸い込むと凹む部分に位置します。
この脂肪を適切に除去することで、2～3ヶ月かけて皮膚が自然に引き締まり、小顔・顔痩せ効果が得られます。以下のような方に特におすすめです。
- 頬の丸みが気になる方
- シャープな輪郭を目指したい方
- 自然な顔痩せ効果を求める方
2. ブルドッグ顔の予防・改善
年齢を重ねたり、体重の増減によって皮膚が緩むと、バッカルファットが下に垂れ下がり、ブルドッグ顔（頬や顎のたるみ）が生じる場合があります。このたるみが老けた印象を与える原因に。
バッカルファットを除去することで、ブルドッグ顔の予防・改善が期待でき、以下のようなメリットがあります。
- ハリのある若々しいフェイスラインを維持。
- たるみによる老け顔を防ぐ。
- 長期的な美しさをサポート。
バッカルファット除去手術のダウンタイムについて
バッカルファット除去手術は、顔の丸みを抑え、シャープな輪郭を実現する低侵襲な美容施術です。他の顔の脂肪吸引手術と比べ、腫れや内出血が少なく、回復が早いのが特徴です。
ダウンタイムの特徴
1. 腫れや内出血が少ない
口腔内から3～4mmの小さな切開で脂肪を除去するため、顔表面へのダメージが最小限。腫れや内出血が少なく、術後の見た目への影響がほとんどありません。
- メリット: 回復が早く、日常生活への復帰がスムーズ。
2. 軽いむくみは2～3日で自然に解消
手術後2～3日は、「お酒を飲んだ翌朝のような」軽いむくみが出る場合がありますが、他人に気づかれることはほぼありません。
- ポイント: むくみは自然に引くため、特別なケアは不要です。気になる場合は安静を保ちましょう。
3. 翌日から仕事復帰が可能
マスクを着用できる環境なら、手術翌日から仕事復帰が可能です。ダウンタイムが短いため、忙しい方や長期休暇が取りにくい方にもおすすめです。
- 注意: 術後1～2日は激しい運動や顔への刺激を避け、異常な腫れや痛みがあればすぐにクリニックにご相談ください。
ダウンタイムを快適に過ごすコツ
バッカルファット除去手術のダウンタイムをよりスムーズに過ごすために、以下のポイントを守りましょう。
- 口腔内を清潔に: 医師の指示に従い、うがいなどで清潔を保ちましょう。
- 刺激物を控える: 術後数日は熱い飲み物や辛い食べ物を避けてください。
- 安静を保つ: 顔への強いマッサージや激しい運動は1週間程度控えましょう。
- スケジュール調整: 大切な予定の直前は避け、余裕を持ったスケジュールを。
バッカルファット除去手術のリスク
当院では、メリットだけでなく、リスクもしっかりお伝えしています。
血腫について
血腫とは、手術部位で通常よりも多くの出血が起こり、腫れが生じた状態を指します。
バッカルファット除去手術は通常、ダウンタイムが短い施術ですが、血腫のリスクが完全にゼロではありません。
これまで私が（奥田）が1,000例以上のバッカルファット除去手術を行った中で、血腫は3名（0.3%未満）のお客様で発生しました。
血腫が発生した場合、吸収されて目立たなくなるまで約2～3週間かかります。
念のため、大切な予定がある直前の手術は避けることをおすすめします。
感染について
口腔内は唾液によって保護されているため、バッカルファット除去手術後に感染が起こる可能性は非常に低いです。ただし、完全にゼロとは言えません。
私の1,000例以上の手術経験の中で、感染の疑いがあったのは1名（0.1%未満）のお客様でした。この方は抗生物質を服用することで速やかに改善しました。
唾液管（ステノン管）損傷について
バッカルファットの近くには、唾液が通る「ステノン管」という管があります。
手術に不慣れな場合、ステノン管を損傷するリスクがゼロではありません。
私（奥田）はこれまでステノン管を損傷したことはありません。
バッカルファット除去の料金（手術・麻酔）
「モニター」とは、手術前後の経過写真を提供して頂ける患者様のことです。モニターでお受け頂けるか否かは、カウンセリング時に現在の状態を拝見してから判断させて頂きます。
| バッカルファット 除去手術 | |
|---|---|
| 通常価格 | 248,000円 （税込272,800円） |
| 黒目隠し モニター | 198,400円 （税込218,240円） |
| 静脈麻酔 （推奨） | 50,000円 （税込55,000円） |
|---|---|
| 全身麻酔 | 200,000円 （税込220,000円） |
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