骨削り手術は未成年でも受けられますか？

骨削り手術は、未成年でも受けることが出来ます。

16歳以降で身長の伸びが止まってから

ただし、まだ骨が成長している間は、骨削り手術を受けることが出来ません。

女性の場合、個人差がありますが16歳くらいまでに骨の成長が止まるので、その後であれば骨削り手術が可能です。

骨の成長が止まったかどうか確認するためには、レントゲンで骨端線を確認すれば分かりますが、そのためにレントゲンを撮影するのもご負担になりますので、「16歳以上」になって前年と比べて身長が伸びていなければ、骨端線は閉じているものと考えて良いでしょう。

未成年での骨削り手術は、生物学的にいえば回復力にも恵まれており、皮膚もフィットしやすいので、好条件のひとつとなります。

ただし、骨削り手術にはメリットだけでなく、リスクやデメリットがあります。未成年のうちはとても多感な時期ですので、「手術を受けたい」という気持ちが強いと、メリットとデメリットを天秤にかけて冷静な判断をすることが難しい場合があります。

そのため、未成年（18歳未満）のお客様が骨削り手術のカウンセリングをお受けになる場合は、必ず保護者の同伴をお願いしています。

院長から保護者様へ

娘さんが手術を希望なさっている場合、お母様が親心をもって「やめておきなさい」「まだ早い」と伝えても、きっと納得せずに反発するだけだと思います。

そのような場合には、どうぞ遠慮なさらずに、娘さんと一緒にご来院ください。

当院では、手術のメリットだけでなくリスクやデメリットもしっかりお伝えしていますので、一度ドクターの診察を受けて話を聞いてみると、ご家族で検討を進めていく上でのヒントになると思います。

そして、手術を前向きに考える場合も、いきなり日にちを決めて手術などという風に急ぐのではなく、まずは検査（CT検査+3D骨格模型）をいたします。

検査結果をもとにシミュレーション（ビフォーアフターの予想画像作成）もおこなって、検査結果やシミュレーション結果をもとに、「手術を受けるべきか否か」しっかりご相談して決めていきます。

ディスカッションの結果として手術をお受けになる場合は、大切な娘さんを担当させて頂くわけですから、一切妥協することなく全力で担当させて頂くことをお約束します。

また、もし色々と検討した結果として、手術を受けない（あるいは先に伸ばす）という結論になった場合も、そのようなプロセスを踏めば、娘さんにも納得してもらいやすいと思います。

手術までの流れ

手術をご希望なさる場合、今後の流れは下記の通りです。

① ご来院でのカウンセリング（無料）
② CT検査（25,000円+税）および3D骨格模型検査（作成範囲により35,000円 or 65,000年+税）を実施します。
③ 10~14日ほどで②の検査データがクリニックに届くので、ご自分の写真を用いてBefore→Afterのシミュレーション画像を作成します。
④ シミュレーション画像をみながら再度カウンセリングします。
⑤ 手術を希望なさる場合、血液検査（15,000円＋税）を行います。（手術を早めに受けたい場合、②と同時に検査することも可能です。）
⑥ 血液検査の結果が出ましたら、手術希望日（第1〜3希望まで）をお伝え頂きます。
⑦ ご入金をお願いします。
⑧ 手術枠および麻酔科ドクターを確保して、手術日を確定します。
⑨ 手術当日

＊上記の検費費用は、当記事作成時点の表記です。最新の費用についてはお気軽にお問い合わせ下さい。